プーチン大統領、イラン大統領と会談 - クレムリン

2018年12月15日、サンクトペテルブルクのオフィスで電話で話すロシアのプーチン大統領。© Alexey NIKOLSKY / AFPBB News

【RT】2024年4月16日

https://www.rt.com/news/596052-putin-raisi-escalation-iran-israel/

ロシアの指導者は中東における「合理的な自制」を求めた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、テヘランによるイスラエルへの無人機とミサイル攻撃を受け、イランのエブラヒム・ライシ大統領と会談したとクレムリンが発表した。


イランは、今月初めにシリアのダマスカスにあるイラン領事館を爆破し、イスラム革命防衛隊(IRGC)のクッズ部隊の幹部7人を殺害したことに対する「罰」として、4月13日(土曜日)にイスラエルに対して多数の無人機とミサイルを発射した。


ライシ大統領は4月16日(火曜日)の午後、プーチン大統領に電話をかけ、地域の「悪化した状況」とテヘランによる「報復措置」について話し合った。


クレムリンは、プーチンが「すべての当事者が合理的な自制を示し、地域全体に破滅的な結果をもたらす新たな対立を許さないことを希望する」と述べた。

 

■■ イスラエル、イラン攻撃への「対応」を約束

 

ライシ大統領は「イランの行動は強制的かつ限定的なものであったと指摘」し、テヘランは「緊張をこれ以上エスカレートさせることには関心がない」と付け加えた。


両大統領は、現在の紛争の根本的な原因は未解決のパレスチナイスラエルの対立であることに同意し、ガザでの「即時停戦」、人道援助の提供、政治的・外交的解決のための条件整備を求めた。

 

イスラエルは、西エルサレム政府がほぼ迎撃したと発表したイランの攻撃に対し、「明確かつ断固とした」対応を取ると宣言した。しかし、イスラエル軍は米国に受け入れられるような計画に取り組んでいると伝えられている。

 

一方、イラン軍はこの攻撃を大成功と評している。イラン地上軍司令官のキウマース・ヘイダリ准将は火曜の記者会見で、『真の約束』作戦は、イスラエルの防御が『蜘蛛の巣よりも薄っぺらい』ことを証明した。


タスニム通信によると、「イラン軍はイスラエル政権の能力に関するタブーを破り、その力を示し、ヒット・アンド・ランの時代は終わったことを明確にし、この地域の新しいルールを定義した」とヘイダリ将軍は語った。