【National File】フランキー・ストッキーズ 最終更新日：2024年3月29日
NATO諸国は、自国民を『騙して』ウクライナを支持させるために、ロシアに関する主張をしている、とプーチンは言う。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、軍パイロットに対する演説の中で、ロシアがNATOを攻撃する準備をしているという主張を「全くのナンセンス」だとし、NATOの軍や政府の指導者たちは、国民を「騙して」ウクライナにより多くの資金を送らせ、ウクライナでの戦争のさらなるエスカレーションを支持させるためにそのような主張をしていると述べた。
ここ数週間、汎ヨーロッパ帝国を築こうとする拡張主義的なロシアを表現するNATOのレトリックは再びヒートアップしており、フランス大統領でEU強硬派のエマニュエル・マクロンは、ロシアと戦うために数千の軍隊をウクライナに派遣するというアイデアを持ち出している。
「これは全くのナンセンスだ。ポーランド、バルト三国、チェコなど、他の国々を攻撃する可能性はナンセンスだ」
NATO政府やメディアがこのような主張をするのは、ウクライナ戦争の「追加費用」に資金を提供させるために「国民をだますための別の方法」に過ぎないとプーチンは説明した。
プーチンは、NATO政府は国民に「この重荷を肩代わりさせている」と述べた。
ウクライナでの戦争は、2014年にオバマとソロスが支援したカラー革命によって民主的に選出された政府が転覆された後に起こったが、NATOは急速に領土を拡大し、ヨーロッパと北米全体をロシアと戦わせようとしている。
ウクライナを加盟国に加えたいという願望を含め、NATOは明らかに拡張主義的になっており、ロシアの国境に突き当たるように加盟国を拡大している。
ロシアと国境を接するスウェーデンとフィンランドが、アメリカの血と宝によって支えられているこの同盟に加わったことで、NATOの加盟国は最近32カ国に膨れ上がった。
「私たちは誰にも手を出していない」とプーチンは言い、NATOの拡張主義を非難した。
「私たちは海を越えてアメリカの国境を越えたのか？いや、彼らは近づいてきた。我々は何をしているのか？我々は歴史的領土で国民を守るだけだ」とプーチンは言った。
