取引の可能性:800人のテロリストが解放されれば40人のイスラエル人人質が解放される

Video released by Hamas shows young Israeli women captured by the Islamic terrorists on Saturday, Oct. 7, 2023. (Video screenshot)

ハマスが公開したビデオには、2023年10月7日土曜日にイスラムのテロリストに捕らえられたイスラエル若い女性が映っている。(ビデオスクリーンショット

【WND】ボブ・アンルー 記 2024年3月25日-04:47 PM

https://www.wnd.com/2024/03/possible-deal-40-israeli-hostages-released-800-terrorists-freed/

昨年10月7日のイスラエル侵攻の際、約1,200人の市民を虐殺したと同時に拉致したハマスのテロリストたちによって、いまだ拘束されている約40人のイスラエル人人質を解放する取引が成立しつつあることを、新たな報道が示唆している。

 

JNSのレポートによれば、イスラエルが支払う代償は、殺人の罪で有罪判決を受けた約100人を含む、約800人のテロリストを解放することだという。

 

この合意の可能性に関する報道は、カタールのドーハで行われている停戦交渉から出たものである。

 

アクシオス・ジャーナリストのバラク・ラヴィッド氏は、イスラエル政府関係者2人の報告を引用し、ハマスが要求している収容者の中には、イスラエル人を殺害した罪で終身刑に服している100人が含まれていると述べた。

 

ラヴィッド記者は、その数は700人であり、一方、ドーハでの会談について報告を受けているイスラエル政府関係者は、その数は800人に達する可能性があるとロイターに語った。

 

同報道は、交換計画はまだ提案であり、米国などが提案している6週間の停戦中に行われるだろうと述べた。

 

しかしイスラエル当局は、ハマスからのテロの脅威を排除することで戦争を終わらせると繰り返し公言している。

 

家族全員を生きたまま焼き殺したり、赤ん坊の首をはねたりするなどの残虐行為をイスラエル人に行うテロリストを派遣したハマスが、イスラエル軍ガザ地区から撤退させることを要求している、と報告書は述べている。

 

10月7日の戦争開始当初、約250人のイスラエル人質が連れ去られ、現在も約134人がハマスの捕虜となっている。

 

モサドのデビッド・バルネア長官は、ドーハでイスラエル代表団を率いて停戦計画を協議している。

 

当初は約400人の囚人の釈放が言われていたが、ラヴィッドの報道では、イスラエルは「CIA長官ウィリアム・バーンズの仲介、カタールとエジプトの仲介に基づき、囚人の数についてより柔軟になった」と説明している。

 

ハマス側は今のところ、この計画を受け入れるかどうかの確認を拒否している。