プーチンは、西側諸国がウクライナに軍隊を送れば、「第3次世界大戦が本格化する」と警告する。


2024年3月19日【TLBスタッフ】タイラー・ダーデン

https://www.thelibertybeacon.com/putin-warns-of-full-scale-ww3-if-west-sends-troops-to-ukraine/

ウラジーミル・プーチン露大統領の選挙勝利演説と報道陣との質疑応答は、おなじみのテーマばかりだったが、彼は過去最高の87%の得票率を獲得した後、その場を利用して、欧米軍がウクライナに進駐すれば「全面的な第三次世界大戦」が「起こりうる」と米欧に警告した。


この発言は、マクロン大統領が最近、ウクライナに軍隊を派遣することは現実的な可能性だと思うと発言したことに対するジャーナリストの質問に答えたものだ。

 

プーチンは3月17日(日曜日)にこう答えた。 「私は、今日の世界ではどんなことも可能だと思う」

 

しかし、ロシアの指導者はまた、NATOの軍人がすでにウクライナに駐留しており、ロシアの諜報機関は戦場で英語やフランス語が話されているのを目撃していると強調した。

「まず第一に、彼らはそこで大量に死んでいるのだから。」

 

プーチンは、「フランスは役割を果たすことができるようだ。まだすべてが失われたわけではない。週末、フランスのマクロン大統領は、今年7月26日から8月11日まで開催されるパリ・オリンピックの期間中にウクライナを停戦させるという案を浮上させた」

 

フランスは、今夏パリで開催されるオリンピックの期間中、ロシアにウクライナでの停戦を守ってもらいたいと、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が3月16日(土曜日)にウクライナのテレビ局とのインタビューで語った。

 

「これは平和のメッセージだ」とマクロン大統領は語り、通訳が「フランスはオリンピック・ムーブメントの精神に沿ってそうしている」とフランス大統領の言葉を引用した。

 

プーチンは3月17日(日曜日)の演説で、この申し入れに応えたように見えた。

 

「何度も何度も言ってきたが、もう一度言う。我々は和平交渉に賛成だが、敵の弾が尽きたからという理由だけではない」とプーチンは述べた。

 

「もし彼らが本当に、長期的に両国の間に平和的で善隣な関係を築きたいのであれば、単に1年半から2年の間、再軍備のために休みを取るのではない」

 

クレムリンはその後、こんなやりとりをした。

 

フランス大統領が停戦を呼びかけたことについて、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ウクライナへの武器供給を停止するようマクロン大統領に求めた、とタス通信が報じた。

 

ザハロワ氏はまた、マクロン大統領は中東の紛争側にも同じ停戦を提案すべきだったと述べた。

 

プーチンはまた、ウクライナでの「特別軍事作戦」においてロシアを守るためにロシア国民が彼を支持していることの証として、6年の再選を発表した。

 

「親愛なる友人たちよ、今晩、私のチームのメンバー、同じ考えを持ち、同じ目標を持つ人たちと一緒にいられることは大きな喜びだ。しかし、この言葉の由来、戦友、チームメイトについて考えてみよう。彼は、ロシアの全市民の票は、ロシア連邦の一致した意思を表している 」と強調した。


彼は、自分の "委任 "をアメリカの現状と重ね合わせた。

「そこで起きていることを世界中が笑っている。まさに大惨事だ。民主主義ではない。いったい何なんだ?」

 

プーチンはまた、2月16日に極北の刑務所で「自然死」とされた野党指導者アレクセイ・ナヴァルニーについても質問された。

 

プーチンは、彼の「悲しい」死の直前に、西側諸国との大規模な囚人交換が行われようとしているとの報道を確認した。

 

ナヴァルニーの突然の死の数日前から進められていたこのスワップについて、プーチンはこう説明した。 私は『同意する』と言った。私は『同意する』と言ったが、一つだけ条件があった。

 

国境を越えたドローンによる攻撃がロシアの都市やエネルギー・インフラへの攻撃を強めている今、ウクライナでの戦争の行方について、プーチンは大規模な緩衝地帯を設ける可能性について語った。

 

「今日起きている悲劇的な出来事を念頭に置き、適切と判断した時点で、キエフ政権下の領土に一定の "衛生地帯 "を作らざるを得なくなる可能性も排除しない」とプーチンは語ったが、それ以上の詳細は語らなかった。