AI、手のひらスキャナー、顔認識、拡張現実など: ディストピア的未来は今

【Natural News】2024年3月11日 イーサン・ハフ著

https://www.naturalnews.com/2024-03-11-ai-palm-scanners-facial-recognition-dystopian-future.html

何か手を打たなければ、世界はいつの日かディストピアの悪夢と化す、と人はよく言う。しかし、現実はもうそこまで来ている。


ここ数年で、AI(人工知能)、キャッシュレス決済システム、拡張現実(AR)などが急速に進歩した。

 

何らかのブラック・スワン的な出来事がそれを即座に止めない限り、ディストピアの未来は急速にディストピアの現在となるだろう。

 

例えば、パーム(手のひら)スキャンだ。現金やクレジットではなく、手のひらのスワイプで食べ物やその他の商品を支払うというのは、かつてはヨハネの黙示録に出てくる未来的な概念だった。

 

しかし、ホールフーズ・マーケットやその親会社であるアマゾンのアマゾン・フレッシュ店など、すでに導入している店舗もある。

 

手のひら認識システムは、利用者の支払い情報とその人固有の手のひらプリントをリンクさせることで機能する、と『エクスポゼ』紙(イギリス)は説明する。「Amazonプライム会員であれば、プライムアカウントとリンクさせることもできる。

 

「ホールフーズでは、支払いの準備ができたらリーダーに手のひらをかざすだけで、システムがプライムアカウントを検索し、あらゆる割引を適用し、登録したクレジットカードに請求する。」

 

■■現実がビデオゲームになるとき

 

顔認識システムはどうだろう? 最近ブラジルで開催されたG20ディストピアグローバリズム指導者会議では、出席者全員が「Serpro社のスタンド装置を使って顔をスキャンし、生体認証プロセスを通過する」ことを強制された。

 

ちなみにセルプロとは、ブラジル政府が運営するデータ処理機関で、ブラジル全土に顔認証を導入する計画だ。近い将来、売り買いをするためには、おそらく顔スキャンを受け、現金やクレジットではなくスワイプで支払いをしなければならなくなるだろう。

 

この技術を導入し始めれば、必然的にもっと多くの機関で採用されるようになるだろう」と『エクスポゼ』は警告する。

 

そして、いつかあなたが目を覚ましたとき、自分の顔をスキャンされなければ、仕事に就くことも、銀行口座を開設することも、食料品を買うこともできないことに気づくかもしれない。

 

アップルは悪名高いApple Vision Pro拡張現実ヘッドセットをリリースしたばかりで、継続的に "現実を拡張 "し、日常生活を実際の現実よりもビデオゲームのようにする。

 

これは、顔認識や手のひらスキャンによる決済システムとうまく結びつくだろう。

 

アップルは、3,499ドルから購入できるVision Proが "空間コンピューティング "と呼ばれるものの始まりだと主張している。

 

「そして、同社の広告はそのプレッシャーを少しもヘッジしていない。仕事中!仕事中!洗濯中 仕事中も、洗濯中も、子供と遊ぶときも!現実世界にアプリや情報を重ね合わせ、現実を拡張するのだ。」

 

そして、イーロン・マスクの新しい脳インプラントチップ「ニューリンク」は、人間をトランスヒューマニズムのロボットハイブリッドに変えてしまう。

 

なぜか多くの保守派は、マスクがXで保守迎合的なことをたくさん言うから大好きなのだが、彼は人類を滅ぼし、みんなをハイブリッド・コンピューターにすることばかり考えている。

 

人間の生命は私たちを取り巻く自然界と同様に神聖なものだが、マスクや彼のような人たちは、人間も含めた自然界をコンピューターで「増強」あるいは「ハイブリッド化」することによって破壊しようとしている。

 

故ナンシー・レーガンがかつて言ったように、ただノーと言えばいいのだ。