世論調査、史上初めてルペンが第2ラウンドでフランス大統領選を制す

タイラー・ダーデン著【ゼロヘッジ】 2024年2月11日日曜日 - 午後10時20分
著者:ドゥネス・アルベール via ReMix News、

https://www.zerohedge.com/geopolitical/first-time-ever-poll-shows-le-pen-winning-french-presidency-second-round

IFOPが実施した独自の世論調査で、国民集会(RN)候補のマリーヌ・ルペンが2027年の第2回投票でガブリエル・アタルに勝利し、大統領になると予測された。

 

マリーヌ・ルペンが勝利を収め、大統領になることが示されたのは、どの世論調査でも初めてのことである。

 

同じ世論調査で、エドゥアール・フィリップと対決した場合、彼女は50%の得票率でフィリップに並ぶだろう。

 

マクロン政権で現首相を務めるアタルに対して51%の票を獲得した画期的な世論調査は、フランスでは一面トップで報道されたほどだ。

 

2022年7月、政治学者のジェローム・フルケはLe JDDにこう語った。

 

「2027年にマリーヌ・ルペンが勝利する可能性は否定できない」。

彼の研究機関Ifopが発表した最近の数字は、この予測を裏付けているようだ。

 

この調査によると、2027年の大統領選挙第2ラウンドでは、マリーヌ・ルペンがガブリエル・アタールを51%対49%で初めて破ると予測されている。

 

フランス国民議会のRNグループのリーダーであるマリーヌ・ルペンは、現ルアーブル市長で元首相のエドゥアール・フィリップとも50%の投票率で拮抗している。

 

さらに、極左のジャン=リュック・メランション氏を大きく引き離しており、得票率は64%。

 

今回の世論調査で、マリーヌ・メランションがこれほどの好成績を収めたのは、今のところ初めてのことであり、特に次の大統領選挙まで3年ある中で、彼女の人気が今後も続くかどうかは、時間が経ってみなければわからない。

 

しかし、マリーヌ・ルペンが前回の大統領選の第2回投票と第1回投票の両方で前代未聞の得票率を達成したことは注目に値する。

 

彼女はエマニュエル・マクロンに対して42%の得票率を獲得したが、これは2002年の第2回投票で父親のジャン=マリー・ルペンが獲得した17.79%とは対照的な結果である。