【スタッフTLB】2023年10月28日
■ ER編集部 ガザの状況について、一夜明けた最新情報をお伝えする。
ガザでは通信とインターネットのブラックアウトが続いている。
イスラエル軍、一晩でガザの150の「地下標的」を攻撃したと発表
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国連総会でアラブ諸国が起草した決議案が120対14の大差で可決、45人が棄権。
国連総会は、イスラエルとパレスチナ武装組織ハマスとの間の即時人道停戦を求める決議案を圧倒的多数で可決した。
ガザにおける「人道的停戦」を求める拘束力のない決議案が国連総会で採決され、投票結果が表示された。
10月27日(金曜日)、ガザでの「人道的停戦」とイスラエルとパレスチナ武装組織ハマス間の敵対行為の停止を求める拘束力のない決議案が国連総会で採決され、投票結果が表示された。
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193カ国で構成される国連総会は、アラブ22カ国のグループによって起草された決議案を120対14の大差で可決し、45カ国が棄権した。米国とイスラエルは反対票を投じた。
採決に先立ち、ヨルダンのアイマン・サファディ外相は、決議案に反対票を投じることは「この無意味な戦争、無意味な殺害を承認することを意味する」と述べた。
イスラエルはこの投票を「悪名」と非難した。
ハマスによるイスラエル南部への攻撃で1,400人以上が死亡した後、イスラエルとハマスの戦闘は3週間目を迎えようとしている。
この総会は、イスラエルがガザへの砲撃を強化する中で開催された。
ガザでは電話やインターネットのサービスが遮断され、イスラエルは侵攻が予想される前に限定的な地上での小競り合いを行っている。
総会は、国連安全保障理事会が2週間以上にわたって行動を起こせなかった後、米国とロシアが拒否権を行使して他の理事国が支持する提案を阻止したため、採決を行った。
採択された決議は、「敵対行為の停止につながる、即時かつ持続的な人道的停戦」と「パレスチナ民間人の強制移動のいかなる試みも断固拒否する」ことを求めている。
また、戦闘の拡大回避の必要性を強調し、先週からわずかな援助物資を積んだトラックしか入港を許可されていないガザへの人道援助の拡大を要求している。
カナダが提出した決議案の修正案では、ハマスの攻撃に対する非難が追加されていたが、必要な3分の2以上の賛成は得られなかった。
決議案は、人質となっているすべての市民の即時解放を求め、イスラエルの市民を含む「すべてのテロ行為と無差別攻撃」を非難しているが、ハマスの具体名は挙げていない。
イスラエルのギラード・エルダン国連大使は、「停戦はハマスに再軍備の時間を与えることを意味する」と述べ、投票は和平をもたらすためではなく、「イスラエルの手を縛る」ためのものだと述べた。
10月26日(木曜日)にエルダンは、「この決議が属する唯一の場所は、歴史のごみ箱の中だ」と述べた。