【America First Report】by: JD・ラッカー 2023年10月14日
先週の同時多発テロに対する反応から、これまで無視されてきた真実が暴かれ、政界はひっくり返りつつある。
アメリカでは、先週イスラエルで起きたハマスの悪行に対する左派の反応は、警鐘を鳴らすべきものだ。
ユダヤ人に対する抗議が行われた。ハマス支持の手紙が書かれた。政治家、ジャーナリスト、学者たちは残虐行為を糾弾することを拒否し、彼らの多くは喜びを隠そうともしなかった。
罪のないイスラエル人や非イスラエル人の誘拐、強姦、殺人を正当化する左翼を見て驚く保守派はほとんどいなかったが、一部の明晰な民主党議員は驚いたかもしれない。
特にユダヤ教徒やイスラム教徒の民主党議員はショックを受けるべきであり、今こそ自分たちのイデオロギー的忠誠心を疑わなければならない。
私が「左翼」と言ったのは、状況が変わったからだ。少し前までは、このような馬鹿げた言動は「急進左派」や「極左」というレッテルを貼られていた時代もあったが、今ではただの左派だ。
彼らのオーバートン・ウィンドウは、かつての "穏健派 "にさえ、女性のふりをした男性、政治家のふりをした知的障害者、被害者のふりをした犯罪者を受け入れさせている。彼らがテロリストの怪物をヒーローだと主張するのも不思議ではない。
実践的なユダヤ教徒にとっては、「パレスチナ」や2国家解決を支持する人々にとっても、これは当然のことだろう。
正統派でなくとも、左翼の反ユダヤ主義が目の前で全開になっていることに気づくだろう。そして、イスラエル国民の安全と自由を支持するために、イスラエル政府や彼らの行動を支持する必要はない。
イスラム教徒については、左翼は本当はどう思っているのだろうか?
彼らは、ハマスの苦境はすべての「パレスチナ人」の苦境であり、「パレスチナ人」の苦境はすべてのイスラム教徒の苦境であるという考えを広めている。
したがって、ハマスの行動は、イスラム教を実践すると主張するすべての人々によって支持されるべきである。
そして、この概念を推進しているのはアメリカの左派だけではない。世界中からの呼びかけは、すべてのイスラム教徒がこの聖戦に参加することを求めている。
政治的に進歩的なユダヤ人とイスラム教徒が、左翼と民主党が自分たちをどう見ているかに目を覚ますのは、とうに過去のことだ。
ここ2、3年注意を払っていなかった人たちのために言っておくと、左翼はあらゆるイデオロギー的スタンスを全面的に受け入れることを要求している。オール・オア・ナッシングなのだ。
バイデン=ハリス政権をはじめ、現在イスラエルを支持している民主党議員が数週間後もそうしているかどうか、私が大いに疑問なのはこのためだ。
戦争が長引き、イスラエルによるガザでの「残虐行為」の報告が広まるにつれ、先週の衝撃的な出来事の余波を受け、現在イスラエルを支持している民主党議員(および多くの共和党議員)は、節度を求めるようになるだろう。
彼らはイスラエルに対し、ガザからハマス一掃の任務を緩和するよう求め、そして要求し始めるだろう。
そうなれば、もともとの侵略者とその同盟者は被害者とみなされる。ハマスの怪物は、現在イスラエルを支持していると主張する人々でさえも、左翼の目には殉教者として映るようになるだろう。
そしてその変化は、アメリカにおけるユダヤ人とイスラム教徒の生活をさらに損なうことになるだろう。
今すぐ立ち去れ。実際、今すぐ逃げろ。自国民が虐殺されることを望まないユダヤ教徒や、テロリストと関わりたくないイスラム教徒は、まもなく左翼の十字線上に身を置くことになるだろう。