ハンガリー、ウクライナへのEU軍事支援を阻止

ハンガリーのオルバン首相とシジャルト外相
2023年9月1日【TLBスタッフ】

https://www.thelibertybeacon.com/hungary-blocks-eu-military-aid-to-ukraine/


■ER編集部: 以下のRTの報道は本日のもので、ポリティコ.euの報道は先月のものである。参照

 

ハンガリーウクライナ軍への200億ユーロの資金提供を望んでいない。
注目すべきは、ハンガリーだ。ハンガリーは、ウクライナの軍備を維持するために最大200億ユーロの長期基金を設立するというEUの試みにおける最大のハードルとして浮上している。

 

ポリティコが今週初めに初めて報じたこの計画は、8月28日(木曜日)にブリュッセルで開かれた外相会議で初めて議題となった。

 

この提案は、EU諸国がウクライナのために武器を購入・寄贈し、ウクライナ軍を訓練する費用を賄うために、今後4年間、少なくとも年間50億ユーロを確保するというものだ。

 

しかし会議の中で、ウクライナは戦争をやめるべきだと主張しているハンガリーは、ウクライナが物議を醸しているハンガリーの銀行OTPを「戦争支援国」リストから削除するまで、この基金に反対すると述べた。

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タッカー・カールソンがハンガリーを訪問し、印象的なスピーチを行い、ヴィクトール・オルバンにインタビューしたことで、先週あたりからハンガリーはニュースになっている。

タッカー・カールソンがハンガリーを訪問し、プーチンにインタビューする予定。

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ハンガリーは、キエフのための「欧州平和ファシリティー」資金を妨げている。

 


欧州連合EU)のジョゼップ・ボレル外交政策担当委員は24日、記者団に対し、EU加盟国の1カ国が反対したため、EUウクライナ向けの「欧州平和ファシリティー」資金5億ユーロを放出できないでいると述べた。

 

この国は後にハンガリーであることが判明した。


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スペインのトレドで開催されたEU閣僚会議の後、ボレル外相は「欧州平和ファシリティー(EPF)の8回目のトランシェがまだブロックされていることを残念に思う」と述べた。

 

「数週間以内にブロックを解除できることを願っている。しかし、これはまだ解決されていない問題だ」

 

ブダペストは、キエフハンガリーの大手銀行を「戦争支援国」に指定したことに反対し、EPFの資金を数ヶ月にわたってブロックしてきた。

 

EU圏は、2021年3月に設立されたEPFを、通常の予算手続きによらないウクライナへの武器・弾薬納入の資金調達手段として利用してきた。

 


8月27日(水曜日)に行われたEU防相会議の後、ボレルは、より多くのウクライナ軍をより早く訓練する必要性について語り、トレドにあるスペインの陸軍士官学校を含め、今年4万人近い徴兵兵がEUの様々な場所で訓練を受けたと述べた。

(ER:正気の沙汰ではない)

 

 

8月28日(木曜日)の会議には外相が参加し、ウクライナのドミトリー・クレバ外相によるブリーフィングも行われた。

 

記者会見でボレルは、EUが「今日、明日、そして常に」ウクライナを「予測可能で持続可能」な形で支援する必要性について語ったが、その主なものは財政的なものだった。

 

スペインの政治家は、2024年から2027年にかけての新たなウクライナ支援基金の創設を欧州委員会に提案したことに再び触れ、同委員会が「年内に合意に達する」ことへの期待を表明した。

 

ボレルはこの基金について、毎年約50億ユーロ、今後4年間で総額200億ユーロを拠出することを想定している。

 

ボレルは、ウクライナのためにブリュッセルの経済、政治、軍事力のすべてを活用する余裕があるかのように語ったが、ハンガリーブリュッセルの政策に懐疑的だ。

 

今週初めにスロベニアで開催されたフォーラムで、ハンガリーのペーター・シジャルト外相は、ウクライナ紛争によってEUは「非常に悪い状態」にあり、「安全保障、経済、エネルギー供給の面で、過去のどの時期よりも悪化している」と述べた。

 

シジャルト氏によれば、EUウクライナ武装化にコミットしているため、和平を仲介することができず、一方、対ロシア禁輸措置によって、EUのエネルギー、安全保障、経済的繁栄は深刻な打撃を受けているという。