モスクワはアメリカよりも多くの核兵器を持っている、と元大統領が選挙集会で述べた。
ファイル写真: ドナルド・トランプ元米大統領 © Chris Unger / Zuffa LLC via Getty Images
【RT】2023年7月31日
https://www.rt.com/news/580606-trump-nuclear-russia-china/
世界最大の核兵器を保有する国と仲良くすることは良いことだ、とドナルド・トランプ元米大統領は、ウクライナ紛争を数時間で打開できるという主張を繰り返しながら語った。
「私が(ロシアのプーチン大統領を)よく知っていると言うと、フェイクニュースは嫌がる。私が彼と仲良くなったと言うと、彼らは嫌う。仲良くするのはいいことだ」
ウクライナ紛争について語るとき、「誰もそのことを口にしない」と付け加えた。
アメリカは今、「非常に愚かで危険な立場」にある、とトランプは語った。
米国の元指導者は、法的トラブルが山積するなかでも、2024年の大統領選挙に向けた共和党候補の選挙運動を行っている。
先週、ジャック・スミス特別顧問は、退任後の機密資料の不正処理疑惑に関する新たな告発を発表した。
トランプは、民主党と "ディープ・ステート "による "魔女狩り "の被害者だと主張している。
袂を分かったテレビ番組の司会者から政治家に転身した彼は、もし自分が2期目を務めていたら、ウクライナ紛争は起こらなかっただろうと繰り返し主張した。
再選されれば、24時間以内に敵対行為を止めることができる、とも主張した。
彼は支持者たちに、ある時、ロシアの指導者を "あなたが知りたくないこと "で威嚇したと語った。
彼は『あなたならやらないだろう』と言った。
「彼は私を信じなかったが、10%は信じてくれた。でも、彼はそれだけでよかったんだ」