エルドアン大統領、プーチン大統領と穀物取引再開について協議へ

ロシアは、西側諸国による約束の不履行を理由に、黒海イニシアティブを終了させた。


ファイル写真: トルコのエルドアン大統領 © Beata Zawrzel / NurPhoto via Getty Images

【RT】2023年7月17日

https://www.rt.com/news/579834-erdogan-grain-deal-continuation/


トルコは、モスクワが7月17日(月曜日)に協定への関与を終了すると発表したにもかかわらず、ロシアが黒海穀物取引の継続に関心を持っていると考えていると、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が主張した。

 

 

トルコの指導者は7月17日(月曜日)の記者会見で、この取り決めは「外交的成功として歴史に残る」と述べた。

 

 

エルドアン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はこの協定の存続を望んでおり、両者は近々電話で今後の可能性について話し合うと主張した。

 

その日のうちに、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、この計画は「事実上、今日で効力を失った」と述べた。

 

ロシアは、国連が食料品や肥料の輸出を妨げている西側の経済制裁の解除を含む取り決めを履行しなかったと非難している。

 

それが変わらない限り、モスクワはもはや取り決めを守らないだろう、とペスコフは述べた。

 

ロシア外務省は、国連とテュルキエが、モスクワが穀物取引の更新を拒否したことを正式に通知したことを確認した。

 

正式には「黒海穀物イニシアティブ」として知られるモスクワとキエフの協定は、昨年夏に国連とトルコの仲介で結ばれた。

 

この協定は、ウクライナ穀物海上輸送することを認めるもので、商船はこの協定が悪用されるのを防ぐために検査された。

 

この取り決めは、世界で最も貧しい国々における食料価格の高騰を緩和する方法として宣伝された。

 

しかし、モスクワによれば、この取り決めの目的とは裏腹に、ヨーロッパ諸国が主要な出荷先となっている。