IMFは世界中央銀行デジタル通貨プラットフォームに取り組んでいる

   

【Reclaim The Net】By ディディ・ランコヴィッチ 2023年6月20日午後2時47分投稿

https://reclaimthenet.org/the-imf-working-on-global-central-bank-digital-currency-platform

 

■ 貨幣の中央集権化を目指す世界的な動き

 


世界各国における中央デジタル通貨(CBDC)の(明らかな)出現は、国際通貨基金(IFM)が個人の生活に影響を与えることから、時には政府や経済を財政的に支配することから、より直接的にそれを行うようになる、千載一遇のチャンスかもしれない。

 

 

言い換えれば、CBDCは、IMFが飛びつくことを誰も予想しなかったはずのバンドワゴンなのだ。

 

そして今ニュースで示されたように、組織は、プライバシー、セキュリティ、市民権団体から厳しく批判されている、中央集権的で一元管理されたデジタルマネーのアジェンダを後押しするための「グローバル・プラットフォーム」に取り組んでいる。

 

IMFはもっと熱心に取り組んでいるように見える。

IMFのクリスタリナ・ゲオルギエワ専務理事は最近モロッコでそう語った。

 


IMFでは、貿易とリスク管理のための世界的なCBDCプラットフォームの構想に取り組んでいます」と、元EU官僚のゲオルギエワは聴衆に語ったという。

 

この 「プラットフォーム」に向けた懸命な努力は、デジタルID導入の推進とともに、CBDCが世界中にユビキタスするという夢(立ち位置によっては悪夢)を実現するための協調的努力であると批評家たちは見ている。

 

 

できるだけ多くの人々にこのアイデアを売り込むために、政府関係者は、彼らの生活や生計全体が実質的に政府の管理下に置かれるというような否定的な結果を、財政的な包括性、コストの削減、そしてもちろん、あらゆる(しばしば有害な)トレードオフの王者である利便性という肯定的なコンセプトを声高に主張することで、それらの懸念を相殺しようとしている。

 

 

表向きはまじめで信頼できる-確かに大企業ではあるが-メディアでさえ、時に誤りや意図的にCBDCを「暗号」と呼んで聴衆を混乱させる傾向があるが、この種のスキームは、まさに中央銀行や当局が手を出せないことを「名声の主張」とする分散型デジタルマネーとは何の関係もないことを繰り返す必要がある。

 

それどころか、CBDCは当局によってしっかりと管理された金融システムを強固なものにするだろう(カナダの「フリーダム・コンボイ」参加者などは、もし...という場合に何が起こるかの良い例だ)。

 

それはともかく、IMFは今、グローバルな、つまり「国境を越えたCBDC」の青写真を描いている。