ドイツは景気後退に陥る可能性がある

EU最大の経済大国ドイツへの投資家の信頼が低下しているとエコノミストが警告

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【RT】2023年5月18日

https://www.rt.com/business/576390-germany-economy-recession/

 

ブルームバーグが5月16日(火曜日)に報じたところによると、ドイツの投資家心理は、成長見通しの悪化に伴い3ヶ月連続で低下しており、EU最大の経済圏の景気後退への懸念を煽っている。

 

 

経済調査機関ZEWが測定した景気判断指数は、4月の4.1から5月には-10.7に低下し、今年初めて0を下回る数値となった。

 

 

また、現状を示す指数も悪化したと同誌は伝えている。

 

このデータは、ドイツのほとんどの産業で予想以上に生産が低迷している中で発表された。

 

製造業の新規受注は3月に前月比10.7%減少し、2020年4月以来の急激な落ち込みとなった。

 

「金融市場の専門家は、今後6カ月間にすでに不利な経済状況が悪化すると予想している」とZEWのアヒム・ワンバッハ会長は声明で述べている。

 

「その結果、ドイツ経済は穏やかではあるが、景気後退に陥る可能性がある」と付け加えた。

 

エコノミストたちは、ドイツの産業は期待された回復ではなく、足踏み状態が続き、経済復活の見通しに水を差すことになると予測している。

 

INGのマクロ担当グローバルヘッドであるカーステン・ブルゼスキーは、顧客向けレポートの中で、「今日のZEWは心配なメッセージを発している」と述べている。

 

「3回連続の低下は、新しい傾向であり、間違った方向への傾向である」

 

国際通貨基金IMF)は、5月16日(火曜日)に発表した国別報告書で、金融環境の引き締めとエネルギー価格の高騰によるショックが、ベルリンの短期的な成長の重荷になり始めていると警告した。

 

IMFによると、ドイツのGDPは「2023年にはゼロ近辺にとどまり、その後、金融引き締めの遅効性が徐々に解消され、経済がエネルギーショックに適応するにつれて、2024-26年に1-2%まで徐々に強まると予想される」そうだ。