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【RT】2023年4月12日
https://www.rt.com/business/574585-global-financial-crisis-prediction/
ハリー・デントが予測する "生涯で最大の経済メルトダウン。
経済学者でベストセラー本の著者であるハリー・デント氏が先週、デビッド・リン レポートの取材に対し、6月中旬までに金融の大暴落が起こる可能性が高いと語った。
デント氏は、過去に論争の的になるような予測をしたことがあり、現在の市場バブルが崩壊し、金融メルトダウンに至ると考えている。
デント氏によれば、バブルは米国連邦準備制度理事会（FRB）の緩やかな金融政策によって、株式市場を人為的に膨らませた結果であるとのことだ。
彼は、S&P500が「今回の暴落で」86％、ナスダックが92％暴落すると予想している。
暗号市場も株式と並んで大暴落するとエコノミストは警告し、ビットコインは2021年11月の高値から95～96％暴落すると予測した。
「ビットコインは69,000ドルから3～4,000ドル程度まで下落するだろう」と述べ、「それはまさにアマゾンやドットコムがやったことだ」と付け加えた。
デント氏は、悲観論の理由として、重なり合う危機と捉えていることを指摘する。
パンデミックは世界経済をさまざまな形で粉砕し、雇用の喪失や個人消費の減少を招いた。
さらに、ほとんどの裕福な国々での前例のないインフレとサプライチェーンの混乱は、投資家やエコノミストの間に深刻な懸念を呼び起こし、「これは大きな調整ではなく、大暴落であり、あなたが生きている間に見たことのないものであり、ミレニアルズでさえこれより大きな暴落は見られないだろう」と認識せざるを得ない、とデントは付け加えた。
デント氏によると、中央銀行の努力と「不況への宣戦布告」にもかかわらず、「不況に逆戻りし続ける」のは、足元の経済が「本当に弱く、本当に悪い負債やゾンビ企業の多くを取り除く必要があるのに、中央銀行が経済に任せようとしない」ためだという。
デントは、危機の第三波が来ることを警戒し、彼の見解では、連邦準備制度が「引き締めを撤回する前に」忍び寄るだろうと強調した。
「我々は、すべてにおいて最大の金融資産バブルの巨額の負債と過大評価を一掃していない。これほどまでに全てにおいて金融資産バブルが発生したことはない。このバブルは、私たちがしなければならない、崩壊してその過剰を一掃することが許されていない。そして今、その過程に入ったと思う」とデント氏は締めくくった。
デント氏は、世界恐慌を意味する「1929年から1932年のような暴落」を予想しており、これが同氏の「現時点での最善の予測」であると強調している。
