前アメリカ大統領は、少なくとも1つの重罪で訴えられていると報じられています。
ドナルド・トランプ米大統領。© Brendan Smialowski / AFP Japan
【RT】2023年4月1日
https://www.rt.com/news/573968-trump-indictment-charges-details/
ポルノ女優への口止め料支払いに関与したとされるドナルド・トランプ前米大統領に対する起訴状には、少なくとも1件の刑事責任が含まれていると、AP通信が2人の「関係者 」を引用して3月31日（金曜日）に報道した。
同機関の情報筋によると、現職または元米国大統領として初めて起訴されたトランプ氏は、ビジネス記録の改ざんという重罪を含む複数の容疑に直面しているとのことだ。
しかし、今のところ封印されたままの起訴状の正確な内容については明かさなかった。
これに先立ち、CNNは、トランプ氏が起訴状で30以上の罪に問われていると報じており、彼が罪状認否を受けると正式に封印が解かれることになる。
この手続きは、4月4日（火曜日）にマンハッタンの刑事裁判所で行われる見込みである。
AP筋によると、トランプ氏は4月3日（月曜日）にニューヨークに移動し、出廷前にトランプタワーに一泊する予定だ。
予定されている罪状認否の後、指紋採取と写真撮影が行われる予定である。
元大統領として米シークレットサービスに保護されているトランプ氏が手錠をかけられるかどうかは不明だ。
トランプ氏は、2016年に当時の弁護士マイケル・コーエン氏を通じて、元大統領と不倫関係にあったと主張するAV女優ストーミー・ダニエルズ氏に13万ドルを支払ったというスキームの疑いで、3月30日（木曜日）に大陪審に起訴された。
このスキームは、ダニエルズが性的な出会いについて公表するのを阻止するためのもので、トランプはこの出会いがあったことを否定している。
検察によると、それ自体は違法ではないものの、疑惑の口止め料の支払いは、後にトランプがコーエンに払い戻し、訴訟費用として計上されたという。
これにより、元大統領はビジネス記録の改ざんのさらなる疑惑にさらされる可能性があり、ニューヨークでは犯罪になる可能性がある。
トランプ氏は不正行為を否定し、起訴内容を 「史上最高レベルの政治的迫害と選挙妨害 」と断じる一方、「ニューヨークでは公正な裁判を受けられない」と主張している。
