卵の価格が1年で70%急騰 - 1ダースは今や挽肉1ポンドより高価に

Image: Egg prices surged 70% in a year – a dozen is now pricier than a pound of ground beef

【Natural News】 2023年2月17日 BY:ベル・カーター

https://www.naturalnews.com/2023-02-17-egg-prices-now-higher-than-ground-beef.html#

 

 

米国で朝食の定番となっている卵1ダースの価格が、今や牛挽き肉1ポンドの価格を超えたという。

 

これは、世界中で約1億羽の家禽を全滅させた鳥インフルエンザの世界的な発生を受けたものである。

 

 

12月には、米国農務省(USDA)が、致命的な鳥インフルエンザによって、アメリカ国内だけでも5300万羽近くの鳥が死滅したと報告した。

 

その結果、最近の消費者物価指数(CPI)では、価格が1年間で70%急騰したと指摘されている。

 

さらに危機的状況に追い打ちをかけたのは、生産コストの高さで、1月には12個入りの卵のカートン価格が、1年前の2ドル以下から4.82ドルにまで上昇し、過去最高を記録している。

 

卵の卸売価格は週単位で下がっているが、これはまだ食料品店には届いていない。

一方、ひき肉は昨年8月の5.12ドルをピークに過去最高水準の4.64ドルまで下落しており、結果として卵1ダースがひき肉1ポンドより高い値段になっている。

 

全米の鶏肉生産者も、4億個の余剰卵を食品メーカーに売却することで、卵の価格を下げようとしている。

 

しかし、その前に、食肉産業の鶏が産んだ卵を人間の食用にできないようにする規則を変えるよう、食品医薬品局(FDA)を説得する必要がある。

 

ロサンゼルス デイリーニュースが報じたように、ナショナル チキン カウンシルという業界団体は、2009年に可決された鶏の生産者が余った卵をすぐに冷蔵保存しないために販売できないようにする規則を取り下げるよう、FDAに正式に請願書を提出した。

 

FDAはこの請願書を検討し、直接回答するとしている。

しかし、食の安全に対する懸念が、そもそも卵の販売を禁止する規則を採用する原動力となったのだ。

 

「ブロイラーの孵化場が卵を生産するとき、孵化させるために孵卵器に入れる準備ができるまで、卵は65度に保たれる。FDAは、食用にする卵は36時間以内に45度以下の温度で保存する必要があると判決で述べている」とニュースアウトレットは述べている。

 

 

同協議会は、卵は食品メーカーが使用する前に低温殺菌されるから安全だろうと考えている。

鳥インフルエンザは、人間に感染が広がれば、COVID-19は軽い比較になる可能性がある。

 

鳥インフルエンザは、2021年10月以降、すでに1500万羽の国内鳥類が死亡し、さらに前例のない1億9300万羽が殺処分されるに至っている。

 

当該ウイルスは、ヨーロッパ、アジアから北米に移動し、その直後に中南米の鳥類集団に感染が拡大した。

 

最近、鳥インフルエンザは鳥類にとどまらず、鳥インフルエンザの発生により、死亡または殺処分された野生哺乳類のリストが米国で増えている。

 

ネブラスカ州モンタナ州のグリズリーベア、モンタナ州アカギツネオレゴン州の6頭のスカンクやアライグマ、アラスカ州のコディアックベアなどがこのウイルスによって殺されている。

 

先月、世界保健機関(WHO)はエクアドルで少女が鳥インフルエンザに感染したことを報告したばかりである。

 

この中南米初のヒトへの感染例の後、塩基配列の解読により、鳥インフルエンザが哺乳類から哺乳類に直接感染する史上初の大規模な事例が明らかになった。

 

WHOによると、昨年の鳥インフルエンザのヒト感染例は5件に過ぎないが、過去のH5N1型鳥インフルエンザのヒト感染例では、死亡率が53%であったという。

 

アルジャジーラのイアン・グレバー・スティール氏は、鳥インフルエンザが一貫して人間に感染するリスクは低く、人間同士の感染もあり得ると述べている。

 

「しかし、増殖の早い鳥インフルエンザ感染は、次のパンデミックを引き起こす可能性のある候補ウイルスになりつつあり、その死亡率は、もしヒトの間で広がれば、コビッド19がそれに比べて軽く見えるかもしれない」と、筆者は述べている。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

MYコメント

幾つかのニュース記事では、鶏インフルエンザにかかっていないのに、インフルエンザにかかったように嘘をつき、鶏を焼却処理していた事件がいくつもありました。

 

アメリカの農水省トップ(名前忘れましたが昨年その人間はGITMOで処刑されました)は人為的な飢餓を装って、アメリカ中で農場や食品工場など次々と爆破させていました。

で、彼が言ったのは、「アメリカ人は飽食すぎるから食料を爆破させるのだ」、でした。

 

私の庭で、勝手に鶏が卵を産んでいますが、日々多忙な生活なので、鶏の飼育までは出来ないのですが、いずれやらないといけないなとは思っています。

鶏糞掃除は結構とかしんどいですよ。

うちは動物が多いので手が足りない……。