完全防備の職員が看護師に死亡診断書を手渡しながら叫んだ、中国中部の病院はCovid-19ソースで溢れかえっている。ビデオのスクリーンショット
【Insider Paper】AFPD2022年12月23日 5時42分
https://insiderpaper.com/hospitals-overflow-in-chinas-covid-wave/
「死亡した、死亡した」と防護服を着た職員が叫びながら、看護師に死亡診断書を渡した。
中国はCovid-19感染の波と戦っており、高齢者に大きな打撃を与えているが、政府がCovid-19による死亡者を数える基準を再定義したため、死亡者は一握りしか報告されていない。
重慶の第5人民病院では、AFPが12月23日(金曜日)に訪れたとき、正面玄関のロビーが即席のCovid-19病棟に改造されていた。
広い吹き抜け空間には、主に点滴を受けている高齢者のベッドが10数台、赤と白のテープで囲われていた。
近くの部屋では、40人ほどの高齢者と中年の患者がソファに座り、ベッドに横たわって点滴を受けており、中には咳き込んでいる人もいた。
看護婦は「みんなCovid-19を持っている」と言った。
隣の集中治療室では、3人がベッドに横たわり、呼吸器と心臓監視装置をつけていた。
高齢の男性が担架で運ばれてきて、咳き込みながら息苦しそうにしていた。
救急部では、Covid患者を含む約50人がトリアージのために列をなし、列の先頭にいた一人はAFPに1時間以上待っていたと話した。
重慶市街にある別の中規模病院の救急室にも、点滴を打たれた30人ほどの高齢者がベッドや椅子に押し込められた状態で溢れかえっていた。
数人は人工呼吸器で呼吸し、指にパルスオキシメーターをつけていた。
第一病院の清掃員や看護師はAFPに対し、政府が今月初めに健康制限を解除し、集団検査を終了することを突然決定して以来、1日に数人の死者が出ていると語った。
すべての死者がウイルスに関連しているかどうかは明らかではない。
上海の病院でも12月23日(金曜日)、同様の光景が繰り広げられた。
受付や廊下のベッドに患者が横たわり、その多くは点滴や酸素ボンベにつながれた高齢者であった。
防護服に身を包んだ職員が、消毒液のミストを噴出させる機械を部屋に運び、不安そうな家族が病人の世話をしていた。
AFPは、病院職員が救急車から複数の患者を降ろすのを見た。
「 死が早すぎる」。
12月22日(木曜日)の夕方、AFPは重慶市南部の火葬場を訪れ、2時間で40体の遺体が運び出されるのを目撃した。
死者数人の親族は、死因はCovid-19によるものだと語った。
ある女性は、風邪の症状が出ていた高齢の親族が検査で陰性だったが、救急車が間に合わず死亡したと語った。
20代の女性はAFPに対し、父親は検査を受けていないが、Covid-19による死亡ではないかと語った。
「病院に向かう途中、あまりにも早く死んでしまった」と彼女は嘆いた。
「もともと肺に問題があったのに...まだ69歳だったのに...」と嘆いた。
中国の新しいCovid死亡の定義では、ウイルスによって悪化した持病ではなく、呼吸不全で死亡した人だけがカウントされることになっている。
つまり、重慶の死者の多くは、そして中国全土の死者の多くは、もはやコロナウイルスの犠牲者として登録されないということだ。
12月23日(金曜日)に最初の病院のICUで、清掃員がAFPに語ったところによると、亡くなっているのはほとんど高齢者だという。
少し前までベッドがあった場所を指差しながら、彼は言った。
「見てください、あそこの老人はたった今死にましたよ」。