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【フリーウエストメディア】2022年11月21日
政治家たちは現在、「パンデミック」は終息したと強調している。
しかし、密室の向こうでは、次のグローバリストの動きに対する予防措置が取られている。
先日バリ島で開催されたG20諸国の首脳会議では、他の決定事項を受けて、世界的に有効なデジタル予防接種カードを渡航時に導入することに合意した。
最終宣言のポイント22で、G20の首脳は、特に発展途上国において、世界中で予防接種へのアクセスを容易にするために、健康製品の生産に関する地元や地域の能力を強化したいと発表している。
小さな文字で説明すると、こうなる。こう書いてある。
「我々は、技術やノウハウを自主的かつ相互に共有することを目的としたWHOのmRNAワクチン技術移転ハブを支持する。我々は、予防接種証明を含むデジタルおよび非デジタルソリューションのシームレスな国際移動、相互運用性、受け入れを促進するための共通の技術標準と検証方法の重要性を認識しています」とある。
これは、コロナ「パンデミック」の時にすでに実施が確認された「陰謀論」を再び証明するものだ。
将来、モビリティを厳しく制限するために使用されるであろうデジタル標準の導入。
これまでのところ、世界的なものはなく、EUのデジタル予防接種カードのような地域的な管理手段しかなかった。このギャップが今、解消される。
■バイデン、Covidの権限拡張を推進
11月15日、米国上院は、民主党と共和党の両党が「Covid-19緊急事態」の終結を要求する投票を行った。
ロジャー・マーシャル上院議員(共和党)がこの決議を主導した。
バイデンはアメリカ人の憲法上の権利を損なっているのだから、2年半で十分だ、とマーシャル氏は述べた。
上院の決議案が中間選挙後に共和党が優勢となる下院で可決された場合、ジョー・バイデン米大統領は拒否権を発動すると発表している。
バイデン氏は、2度延長されたコビッド19の非常事態に対してホワイトハウスが充当した権力を手放すことを拒否しているのである。
共和党は、バイデンがアメリカ人の憲法上の権利を損ない、社会的プログラムを政府に依存させるというグローバリストのアジェンダを推進するために、無制限のコビッド19の権限を使用していると非難している。
コビッド19のパンデミックを隠れ蓑にすることは、現在の数字からしてもはや正当化されない。
彼らは、バイデン自身が9月のデトロイトの自動車ショーで、パンデミックは終わったと言ったことを指摘した。
ドナルド・トランプ前米大統領は、2020年3月13日に初めてコビッド19の緊急事態を宣言していた。
上院は62対36でマーシャル氏の動議に賛成した。
13人の民主党議員が共和党を支持し、「反対」票はすべて民主党議員から出た。
2人の議員が棄権した。
民主党のチャック・シューマー上院議員は、この決議に賛成したが、その後否定した。
彼の声が「イエス」と誤解されたが、それは彼の立場ではなかったという。
それは訂正される。
ホワイトハウスは、この投票についてコメントした。
コビッド19に対する更なる保護と「柔軟な対応オプションの確保」がバイデン政権の最優先事項である。
実際には1月に期限切れとなるはずだったコビッド19緊急事態の終了は、この選択肢を制限することになる。
緊急事態を口実にした方が統治しやすく、権力を行使しやすいのは周知の通りである。
上院の決定があった日、米国保健省は少なくとも1月中旬までコビッド19の緊急事態を維持すると発表した。
緊急事態の終了は、その60日前に発表される。1月中の終了の場合、11月11日が期限となるはずだった。
また、11月に期限切れとなるはずだった、米国に渡航する非米国人に対するコビッド19の接種義務も、少なくとも2023年1月8日まで延長されることになった。
米国保健省の発表にもかかわらず、民主党が統治する州を含むいくつかの米国州は、緊急事態の延長を見送った。
ワシントン州は10月末ごろに終了した。
非常事態が終了すると、米国政府はコビッド19の予防接種、検査、治療などの費用の支払いを停止することになる。
そうなると、病院や保険会社などの「商業部門」が負担しなければならない。