iPhoneをあまりチェックしない。ジェットコースターに乗っている人たち。
写真提供:Anne Nygård
【フリーウエストメディア】2022年11月2日
米国では現在、自動緊急通報の不具合が増加している。
きっかけは、現在の携帯電話の機能で、重大な交通事故の際、ドライバーが自分でできなくなった場合に、警察に通報するためのものだ。
オハイオ州の遊園地近くの緊急コールセンターだけでも、iPhone14の発売以来、持ち主が実際にジェットコースターに乗っているにもかかわらず、こうした緊急通報を6件受けたという。
このような誤報を防ぐはずのシステムも、決して馬鹿にはできない。
まず、ディスプレイに10秒間メッセージが表示され、その後10秒間のカウントダウンとアラーム音が鳴る。
しかし、乗り物を楽しんでいるときに、携帯電話を見ていることはまずないだろう。
また、多くのジェットコースターが鳴り響く中、携帯電話の音を聞くことは不可能に近い。
ある時点で、警察が誤報と見なす緊急事態が発生する。