独仏の電気料金、過去最高を更新

ピクサベイ

 

【Insider Paper】AFPA 2022年8月26日

https://insiderpaper.com/german-french-electricity-prices-hit-new-records/

 


ロシアのウクライナ戦争による欧州のエネルギー危機が深まる中、ドイツとフランスの2023年向け電力価格が8月26日、新記録を更新するほど高騰した。

 

 

年先の契約は、ドイツでは1メガワット時(MWh)あたり850ユーロ(850ドル)、フランスでは1000ユーロを超えて急騰し、昨年の両国の85ユーロとは対照的な価格となった。

 

ロシアがヨーロッパへの天然ガス供給を削減したため、ヨーロッパではエネルギー価格が高騰している。

 

戦争をめぐるモスクワと西側諸国の緊張関係の中で、冬にはさらに大幅な削減が行われる恐れがある。

 

フランスでは原子炉の腐食問題で複数の原子炉が停止し、発電量が激減していることも電力料金の上昇に拍車をかけている。

 

欧州各国は冬に備え、節電キャンペーンを開始した。

 

欧州連合EU)の輪番議長国を務めるチェコ共和国は8月26日(金曜日)、EUエネルギー危機サミットを「できるだけ早い時期に」開催すると発表した。