ロシアの宇宙機関がNATOをあざ笑う

ロスコスモスは、サミットに先立って、西側の「意思決定センター」の座標を公開した。

 


ファイル写真. ベルギー・ブリュッセルにあるNATO本部の外観。©Thomas Trutschel / Photothek via Getty Images

 

【RT】2022年6月30日

https://www.rt.com/russia/557988-roscosmos-posts-nato-coordinates/



ロシアの宇宙機関は、マドリードで開催されるNATO首脳会議の開幕を記念して、西側諸国の政権中枢の衛星画像と座標を公開した。

 

 

米国が率いる30カ国の加盟国の首脳がスペインの首都で審議に忙殺されている間、「ロスコスモスは、ウクライナ民族主義者を支援することわざにもある『意思決定センター』の衛星画像を公開する」と、同機関は写真を含むソーシャルメディアへの投稿で述べている。

 

「我々はサイトの座標を提供しています。念のため」

 

 

その座標は、アメリカのホワイトハウスペンタゴン、ロンドンのダウニング街10番、パリのエリゼ宮、ベルリンのドイツ首相官邸ブリュッセルNATO自本部の、それほど秘密でもない場所であった。

 


今週マドリッドで開催されるNATO首脳会議では、ロシアを安全保障上の主要な脅威と位置づけ、中国を懸念材料として挙げた新しい同盟戦略構想が採択される予定である。

 

 

NATOは、ロシアに対抗してウクライナを支援し、加盟国の軍備を増強し、フィンランドスウェーデンを新たな同盟国として受け入れて自らを拡大する計画について議論する予定である。

 


6月初め、ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領はアルジャジーラに対し、キエフが米国から受け取った武器を使用してロシア領を攻撃した場合、モスクワは「意思決定センター」を攻撃すると述べた。

 

 

国防省参謀本部など、意思決定の中枢が何であるかは明らかだ。

 

「しかし、この場合、最終的な意思決定センターは、遺憾ながらキエフの領土にさえないことを理解する必要があります。