【フランス】マクロン仏大統領、保守派のマリーヌ・ルペンと再対決へ

   
【TLBスタッフ】By:マデレイン・フバード 2022年4月11日

https://www.thelibertybeacon.com/french-president-macron-to-face-off-against-conservative-marine-le-pen-again/

 

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、今月末に行われる決選投票で、強権派のマリーヌ・ルペンと対決することになった。


フランス内務省によると、97%の得票率で現職のマクロン氏が27.35%を獲得し、ルペン氏は23.97%で2位となった。

社会党候補のアンヌ・イダルゴ・パリ市長は得票率2%未満だった。

共和国オンザムーブ党のマクロンは2017年から大統領を務めている。

 

BBCによると、彼は4月10日(日曜日)の夕方、支持者に「間違いなく、何も決まっていない」と語った。

ルペンはツイッターで日曜の結果を祝った。

「私は、あらゆる感性を持つすべてのフランス国民に、私が担っているこの偉大な国民的・大衆的な集まりに参加するよう呼びかける!」と書いた。

 

ルペン氏は、ロシアのウクライナ侵攻後、物価が上昇し、人気が急上昇したとフィナンシャル・タイムズ紙は報じている。

 

彼女は反イスラムの見解から極右と非難されてきた。ルペンは、移民を制限し、イスラム教徒のベールを公の場で着用することを禁じると発言している。

「それは私たちではない」とマクロンは言った。「間違いない。この争いはまだ終わっておらず、これから2週間で行われる討論は、我が国とヨーロッパにとって決定的なものになるだろう。私は強いヨーロッパに根ざしたフランスを望んでいる。」

 

ルペンは、EUNATOにも懐疑的だ。もし彼女が勝てば、国民連合党の創設者はフランスの「繁栄と壮大さ」を回復すると約束した。


BBCによると、22%未満で3位となった左派のジャン=リュック・メランション氏は4月10日(日曜日)の夜、「マリーヌ・ルペンに一票も与えてはならない」と支持者に呼び掛けたという。ただし、同氏は現大統領を支持することはなかった。

マクロンは2017年に初めて対決した際、約2対1でルペンを破った。