ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領
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クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は2月26日(土曜日)、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦は、同国の指導者が交渉を拒否した後も継続していると述べた。
プーチン大統領は2月25日(金曜日)にロシア軍に前進を停止するよう命じ、キエフからの返答を待っているとモスクワは述べた。また、2月26日(土曜日)も攻勢は続いているという。
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は2月25日(金曜日)に、両国間の敵対行為を終わらせるために、ロシアとの会談に臨む用意があると述べた。
同日、ペスコフ氏は記者団に対し、モスクワはベラルーシのミンスクで会談を行う用意があると述べた。
その後、ウクライナ側が最初にポーランドのワルシャワでの会談の開催を申し出たが、応じなくなったと主張している。
ロシアは2月24日(木曜日)の早朝にウクライナでの軍事作戦を開始した。
この動きを発表したプーチンは、2014年のキエフでのクーデター後に悪化したロシアとウクライナの関係の状態に関する不満の長いリストを繰り広げた。
ロシアの指導者は、モスクワはドネツクおよびルガンスク人民共和国を防衛し、ウクライナの、「非軍事化およびデナズ化」を実行することを目指すと述べた。
プーチンは以前、ウクライナはNATOに加盟してはならないと発言しており、その軍事インフラをモスクワは脅威とみなしている。
2月26日(土曜日)の朝、キエフとウクライナの他の場所で砲撃と銃撃戦があったと報告されている。双方は、民間人を殺害したと互いに非難している。