ボホール地震から1年

今日は、あのボホール地震から1周年!知らなかったが今日は祝日にもなっていた。昼ごろ祝日だということに気付いた。ちょうど1年前の10月15日の朝8時過ぎ、ボホール中部震源でM7.2の地震が起こった。

振り返ればあっという間の1年だった。しばらくはみんなで物資運びなどをやったりもした。その1か月後には史上最強台風のヨランダもかすっていって、以降1か月ほど停電・節水生活を余儀なくされた。

復興状況はと言えば、公共の大きな建物、施設類はまだまだそのままで、立て替えなどには至っていないものがほとんどだ。人も町も地震後から元気ではあったが、仮設のまますっかり落ち着いてしまって、そのまま1年が過ぎている。

グビラランの市役所庁舎も壊れて、今はやっと中のものを運び出したりしている段階。タグビララン港はようやく前の建物を壊したところ。チョコレートヒルズの展望台も壊れて、前の施設の残骸がその辺にひっくり返っているまんま、でも各国からの観光客は戻ってきている。観光地で言えば、壊れた所が治ってはいないけど、新しいものは増えたし、どんどん今もできている。

こっちの感覚だと、ま、仮設でやれてるし、いいか!っていう感じなのだろうか。施設や建物の復興ができないのはひとえに先立つものがないからであって、こればっかりはどうしようもなく、お金が出来次第少しずつ立て直すしかないと思う。

ボホールの人たちも皆元気に暮らしており、私たちも変わりなくやれているしで、神様に感謝します。地震・台風では国内外から多くの支援や助けを頂いたことも感謝です。現地に支援や観光で来て下さった方、心に留めてくださった方、お祈りくださった方々に感謝いたします。