お隣にモルモットが来た

ついにお隣にモルモットが来た。英語でGuinea pig。
モルモットのブリーダーを副業にしている大工のグレッグさんのところで2匹つがいで500ペソだそうだ。

日本ではありきたりな動物のモルモットだけどこっちではとても珍しい動物だ。カモテを食べていた。白いのでモルモットというより大きいネズミみたいだけど……。

また先日より工事中だったロザーリオのグロットが完成していたようだ。カトリックの人のお守りみたいなものらしく、ロザーリオによるとフランスのルルドの泉の奇跡を模したものらしい。有名な話ではあるけれど雰囲気的に日本の仏壇の屋外版のようではないかと思った。家、家族を守ってくれるものだと言っていた。

 

手前のセメントの山の上で犬が寝ている。

工事は2、3日ででき、380ペソだったそうだ。ロザーリオもグレッグさんは仕事をちんたら時間をかけてやらないし素早いと高く評価していた。

工事はまだ続きがあるようで、家の正面玄関側全体に塀を作るらしい。今日はまだ基礎の途中のようだった。今まで門がなかったが何で今更?と聞いてみたら犬(今4匹いる)を外へ出さず、門の中で飼うことにしたらしい。
最近犬が周辺で増えて騒がしかったしユキちゃんのお母さんも噛まれたし、よその犬に噛まれるかもしれないからそうしたほうがいい。

家の周囲全部を囲うのか聞いたら、とりあえず正面側だけであとは予算があるかどうか、それ次第ということを言っていた。

こっちの人はとりあえず今あるお金を使ってしまって、なくなったらそこで工事がストップというパターンが多い。またお金ができたら続きをやるかもしれない。
こういうところが日本人とはかけ離れているところで、当面のことに有り金全部をはたいてしまう。

ロザーリオも、ツリーハウスを作ってベンチも作ってグロットも作ってモルモットも買って、一気にすごいお金を使ってしまったからねーもうないよと言っていた。(あとブランコも作る予定だったはずだけど)
わずかずつでも定期的に貯金しないと、とか節約して将来のために貯めていかないと、というような発想はほとんどないように思う。

■チャオとクーコ

ロザーリオによると、チャオとクーコは工事中のロザーリオ家の前の道を走り回っていたらしい。ブロックなど塀を作るための建材やベンチに飛び乗って遊んだりして大暴れ。うろちょろしているのでついにグレッグさんに捕まえられていたそうだ。ははは。

遊び盛りで走り盛り。枝をかじるクーコ。ヤギの歯は下しかない。上は歯はなく固い歯茎になっている。