ボホールでの物件の探し方の例

セブでもだけれど、ボホールでも物件は日本のように仲介業者がほとんどおらず、大抵は売り家や貸し家の看板を見て直接内見させてもらう。
気に入ったら大家さんと直接契約。大抵最短で6か月契約だが中には1か月ごとという場合もある。大家さん次第、交渉次第の面が日本より大きい。

 

こういう看板がその家の門や、近くの目につくところなどに張ってある。大抵手書きで携帯番号が併記されている。

こちらではEメールでのやり取りは一般的ではなく、大抵携帯テキスト(メール)か電話でやり取りする。
あるいは看板のある物件で声をかけてみて、出てきた人に内見したい旨を伝えてみる。カギを持っている人がいたらすぐその場で大抵見せてもらえる。

問題はどうやって物件をあちこち探すかだが、車やバイクなどなんらかの乗り物がないと不可能だ。(町の中心地である狭いエリアの中だけで探すような場合は別だけれど)
自分で足を持っていない場合で一番安上がりな方法としては、現地のトライシクルやバイクタクシーを貸し切って回ってもらう方法がある。

おおよその相場は、半日貸切で(午前中3時間ほどで)500ペソ(約1,160円)ほどが目安。トライシクルとバイクタクシーは大差ないだろうが、普通のタクシーだったらその倍(半日1,000ペソ=約2,320円)くらいが相場となる。

その場合、ドライバーがすごい親切な人であれば、その辺の自分が知っている空き部屋情報を教えてくれるかもしれない。
しかし大抵はそんな気が利くドライバーはいないので、あくまで自分主導で“ここへ行ってくださいとか、ここで下してくださいとか、しばらく待っていてください”など指示しないといけない。

あとドライバーは英語があまりできない人が多いので(ビサヤ語メイン)、その際は英語が得意なドライバーかどうかを確認してから乗ったほうがよいだろう。

この方法は、最低限、住まいを探すエリアを絞ってからでないとあてどもなく走っても効果は薄いと思う。
最近、ごくわずかな情報ではあるが、インターネットの検索サイトもあるにはあるので、そういうのを見て空き物件の当てを付けて、そこへ行ってもらうのもいいだろう。

インターネットサイトで見つけた場合、その問い合わせ先へ連絡して、車がないので案内してもらえるかどうか頼んでみるのもいいだろう。通常はそういうサービスをやっているわけではないが、こっちでは何でも交渉次第、まずはダメ元で頼んでみることがポイントだと思う。
問い合わせ先が業者さんであった場合には案内してくれるだろう。