エラスティック! ユキちゃん

ユキちゃんは体がくにゃくにゃ柔らかい。ヤギは体に対して首がやけに細く、2つに折れ曲がってしまうほどだ。

 

「若いから体が柔らかいのよー」       「最近雨がよく降るから毛もひづめもどろんこになっちゃう!」

足元でヨガを始めた?なんかくにゃくにゃになっている。ひづめの汚れを歯でガシガシ落とし始めた。歯がむき出し……。

抱っこしてもくにゃっと曲がってダラーンと寝てしまう(白目)。

 

どうもまだおっぱいを飲んでいるようだが3秒くらいでお母さんに逃げられてしまう。私もおっぱいをつまんでみたがおかあさんに蹴られてしまった。

「また明日ねー!」

おまけ:今日の驚き

そういえば今日畑作業のときにまた手の甲を赤いアリ(=非常に狂暴で団体で攻撃してくるうえ、蜂のようにおしりにある針で刺す)に瞬時に4、5か所刺されてしまい、家に薬を取りに帰るのも面倒だったので速攻でなめておいた。するとその後、かゆくもならず腫れもしなかった。いつもびっくりされるほどドラえもんの手のようにパンパンに腫れ、腫れが引くのに4-5日はかかるのに。

私の子どもの頃はケガしたり虫に刺されたりしても親や周囲の大人には“そんなもん、ツバつけといたら治る”と言われて放置されていたのだが、今日たまたま外で丸腰だったので子ども時代の原点に返ってなめておいたら本当に薬以上に治ってしまっておどろいた。

恐るべし唾液力。先日TWにて、唾液の中に発がん性物質を30秒浸けておくと発がん作用が消えるという実験結果があるというのを見たところだったが、すでに備わっている治癒能力を軽んじてはいけないと思った。

そういえばユキちゃんのお母さんもユキちゃんを出産する直前、皮膚が数か所ただれて膿んでいてハエがたかっていたりして心配したのだが、ユキちゃんが生まれるころには皮膚は治り、うっすらと毛が生えるようになっていた。今ではほぼ完治している。

飼い主宅のルーシーに“薬をつけてあげたのか”と聞くと“何もしてない、ヤギが自分でなめて治した”と言っていた。
動物は不調だったりケガしたりしたらひたすらじっと休み、傷口をなめているものだ。結構それで復活している。