独占記事:米国支援の「ガザ人道財団」、パレスチナ人への支援物資配布を開始。「アメリカに感謝!」

【ブレイトバート】ジョエル・B・ポラック著 2025年5月27日4:50m

https://www.breitbart.com/middle-east/2025/05/27/exclusive-u-s-backed-gaza-humanitarian-foundation-begins-aid-distribution-to-palestinians-thank-you-america/

米国とイスラエルが支援する国連に代わる組織、ガザ人道財団(GHF)は5月27日(火曜日)、ガザ地区パレスチナ人への支援活動を開始した。

 

ブライトバート・ニュースが独占入手した映像でその様子が映っている。

 

 

米国とイスラエル非営利団体であるGHFを支援したのは、国連とその関連救援機関がハマスと繋がりがあり、ハマスが国連を通じて提供される支援物を横領しているという証拠があるからだ。

 

GHFのモデルは、パレスチナ人が支援物資を受け取るためにガザ地区内に特定の拠点を設けることにある。国連はこのモデルを拒否している。

 

表面上はパレスチナ人が危険地域を横断する必要があるためだが、米国とイスラエルは、国連が外部からの介入によってハマスとの現在の関係が損なわれることを望まないためだと推測している。

 

ある救援物資配給所(SDS)での活動に詳しい情報筋は、「目撃者によると、ハマスは人々がSDSの一つにたどり着くのを阻止するためにバリケードを設置した。数時間後、パレスチナ人はバリケードを突破した」と述べた。

 

 

「午後には、人々は箱を集め始め、『アメリカ、ありがとう!』と叫ぶ人もいた」

 

ブライトバート・ニュースが入手した動画には、支援物資を受け取るために大勢の人々が列を作り、中には手を振ったり、

 

シュプレヒコールを上げたりしながら「アメリカ、ありがとう!」「アメリカを愛している!」と言っている様子が映っている。

 

 

イスラエルは現在、ガザ地区の75%(主に南部)を占領し、GHFを通じて援助物資を配給する計画を立てている。

 

ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、ガザ地区北部は今のところ国連の支援を受けることになる。

 

 

​​同紙は次のように報じている。

 

イスラエル当局者によると、イスラエルガザ地区南部に3カ所、中部に1カ所の複合施設を建設しており、数百のアメリカの請負業者がGHFを通じてパレスチナ人に援助物資を配給する予定だという。

 

この新たな援助物資の配給には、パレスチナ人各世帯の代表者が5日ごとにいずれかの複合施設を訪れ、援助物資を受け取る必要がある。

 

この計画への参加を拒否している国連と援助団体は、パレスチナ人が食料を得るために戦闘地帯を通過する必要があり、イスラエルが援助物資を管理することになるため、中立原則に違反するとして、あまりにも危険だと主張している。

 

タイムズ・オブ・イスラエル紙は週末、GHFのCEOであるジェイク・ウッド氏が辞任したことで、GHFが頓挫したと報じた。

 

ウッド氏は「この計画を実行すると同時に、国連の規則を厳格に遵守することは不可能だ」と述べた。人道原則である人道性、中立性、公平性、独立性を尊重します。」

 

それでもなお、GHFは5月27日(火曜日)、ガザ地区各地の複数の拠点で支援物資の配布を開始したことを確認した。

 

GHFの成功は、ガザ地区からハマスを一掃するという米国とイスラエルの共同目標にとって不可欠である。

 

ドナルド・トランプ大統領は人質取引の見通しについて楽観的だが、その間、代替案であるイスラエルによる占領とその後の米国への管理移管が実行に移されている。

 

人道支援は、この目標達成に不可欠と見られている。なぜなら、進行中のイスラエルの作戦に対する国際的な圧力は、国際法上は合法ではあるものの、作戦の完了を困難にするだろうからだ。

 

GHFを歓迎されない競争相手と見なす国連は、この混乱に懸念を表明した。