写真:ドナルド・トランプ米大統領。© Bill Pugliano / Getty Images
【RT】2025年4月9日 17:47 ホームワールドニュース
https://www.rt.com/news/615482-trump-hikes-china-tariff/
この決定は、中国政府が米国の前回の関税引き上げに報復した直後に行われた。
ドナルド・トランプ米大統領は、4月9日(水曜日)早朝に中国政府が課した報復措置への報復として、中国製品への関税を125%に引き上げた。
トランプ大統領は自身のプラットフォーム「トゥル―ス ソーシャル」への投稿で、
「中国が世界の市場に対して示してきた敬意の欠如に基づき、米国が中国に課している関税を125%に引き上げる。この措置は即時発効する」と述べた。
トランプ大統領は、中国政府が「米国やその他の国々を搾取することはもはや持続可能でも容認できない」ことを認識することを期待していると述べた。
この動きは、中国財務省が独自の関税引き上げを発表した数時間後に起きた。これにより、米国からの輸入品に対する関税は合計84%となり、ワシントンが前回発表した50%の引き上げと同額となった。
世界の二大経済大国間の貿易戦争は、報復合戦によってエスカレートし続けており、トランプ大統領が3月にすべての中国製品に20%の関税を課したことが発端となった。
先週、トランプ大統領はさらに34%の関税を課し、中国もこれに呼応した。
トランプ大統領はトゥル―ス ソーシャルへの寄稿で、90日間の猶予期間を設けるとともに、最近ワシントンが大規模な関税を課した他の多数の国々に対し、「この期間中、大幅に引き下げられた10%の相互関税を即時発効する」と発表した。
トランプ大統領は、「75カ国以上」が商務省、財務省、米国通商代表部(USTR)に電話をかけてきたことを明らかにした。
大統領によると、これらの国々は貿易障壁、関税、為替操作、そして非通貨関税について協議する意向を示したという。
トランプ大統領はまた、中国とは異なり、「これらの国々は、私の強い勧告にもかかわらず、いかなる方法、形態、形態においても米国に対して報復措置を講じていない」と指摘した。