【ワールドネットデイリー/WND】ジョー・コヴァックス著 2025年3月25日
https://www.wnd.com/2025/03/religiously-illiterate-pastor-prosecuted-for-voicing-the-most-famous-verse-in-the-bible/
「有罪となれば、警察にトラブルを起こしたことのない7人の孫を持つこの祖父は、犯罪歴と最高で数千ドルの罰金に直面することになる」
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これは聖書で最も有名な一節とされている。
「神は、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
現在、北アイルランドの引退した牧師が、野外説教中にこの感動的な一節を朗読したとして起訴に直面している。
告発内容は、76歳のクライヴ・ジョンストンが、説教の中で中絶について一度も触れられていないにもかかわらず、「中絶緩衝地帯法」に違反したとされている。
クライヴ・ジョンストン牧師（クリスチャン・インスティテュート提供）
アイルランドのバプテスト教会協会元会長のジョンストンは、2024年7月7日にコールレーンのコーズウェイ病院から2車線道路を挟んだ緩衝地帯の端で日曜の野外礼拝を行ったとして、中絶サービス（安全アクセスゾーン）法に基づく2つの罪に問われている。
彼は、病院の中絶サービスを受ける人々に「影響を与えようとした」ことと、警察にその場を離れるよう求められてもすぐに立ち去らなかったことで告発されている。
有罪判決が下れば、警察とトラブルになったことのない7人の孫を持つこの祖父は、犯罪歴と最高で数千ドルの罰金に直面することになる。
ジョンストンは記者団に次のように語った。
「この事件に関心を示してくれたメディアに感謝したい。そして、私たちが受けた支援の量に圧倒されている」。
◆見逃した方へ：引退した牧師クライヴ・ジョンストンが法廷に。
#ChristianInfluence
動画→ pic.twitter.com/Jeulc00HhZ
— The Christian Institute (@christianorguk) 2025年3月24日
動画→ https://twitter.com/i/status/1904084520070180945
ジョンストンの代理人を務めるザ・クリスチャン・インスティ―トの副所長サイモン・カルバート氏は、「中絶反対運動を阻止するために制定された法律を、福音の説教を犯罪とするために使用すべきでしょうか？」と述べた。
「この国には素晴らしい福音の自由があり、私たちはキリスト教徒にその自由を利用して、より多くの人々が神の愛について聞けるように奨励しています。だからこそ、私たちはこの訴訟を引き受けたのです。
静かな日曜日に病院の近くでヨハネ3章16節を説教したとして誰かを起訴することは、宗教の自由と言論の自由に対するとんでもない制限です。」
「中絶に言及せずに福音を説くことが中絶に対する抗議であると示唆するのは、合理的でも理性的でもない。警察と検察は度を越している。緩衝地帯は本来、このような目的のために作られたのではない。」
「私が知る限り、緩衝地帯を支持した政治家たちは、福音を禁じるために緩衝地帯を使うべきだと示唆したことはない。
彼らのうちの何人かが名乗り出て、これを裏付けてくれることを願っている。彼らは検察官を説得して、このばかげた訴訟を取り下げるよう手助けしてくれるかもしれない。」
「クライヴは過去に中絶反対運動をしていた。もし中絶反対のプラカードが掲げられていたり、クライヴが中絶を非難していたら、警察が関心を示すのも理解できる。しかし中絶については一度も触れられず、ほんの少しも触れられなかった。」
「記録によると、これは日曜日に行われた野外礼拝で、12人ほどが出席し、コーズウェイ病院とは2車線道路で隔てられた芝生の上で行われた。木製の十字架があり、クライヴはウクレレで有名な賛美歌を先導していた。
しかし警察の召喚状には、彼が中絶クリニックに通う患者やスタッフに『影響を与えよう』と『抗議活動を行った』と書かれている。これは宗教的に無知だ。」
「中絶とは何の関係もない発言を、あたかも中絶反対の抗議活動であるかのように犯罪化すべきではない。
これは根本的に不当だ。もし検察が、神の愛について説教したとしてクライヴ氏に有罪判決を下すことに成功した場合、これらの地域での中絶に関連しない他の言論はどうなるのでしょうか？
病院の外で医療サービスの削減や若手医師の給与に抗議する人々は起訴される可能性がありますか？」
「クリスチャン協会がこの訴訟を支持しているのは、重要な原則が関わっているからです。この公共の場で福音を禁止できるのであれば、他にどこで禁止できるでしょうか？ 当局は、起訴の決定が人権に与える影響について十分に考えていないようです。」
ジョンストン氏は3月21日に予備審問を受け、裁判は「今後数ヶ月」以内に行われる予定です。
