モスクワ、アジアのパートナーとのエネルギー関係を強化

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【RT】2025年1月15日 12:28 ホームビジネスニュース

https://www.rt.com/business/610899-russia-vietnam-energy-cooperation/

ロシアとベトナム液化天然ガスLNG)の供給と原子力エネルギー協力で合意。

 

ロシアのミハイル・ミシュスティン首相は1月15日(水曜日)、アジア諸国とのエネルギー協力拡大を目指し、ベトナムへの液化天然ガスLNG)と石油の供給、および原子力発電部門の開発支援に意欲を示した。

 

ミシュスティン首相の2日間にわたるハノイ訪問中に発表された共同声明によると、ロシアとベトナムは、互いの大陸棚における石油・ガスプロジェクトへの支援継続でも合意した。


「双方は、ロシアがベトナムに石油、液化天然ガス、加工製品を供給する用意があること、および再生可能エネルギー分野を含む新たなエネルギープロジェクトの開発を認識した」と、文書には記載されている。

 

ミシュスティンの今回の訪問は、昨年夏にロシアのプーチン大統領ベトナムを訪問した際にモスクワとハノイの間で締結された戦略的合意の実際的な実施に向けた一歩となる。


当時、プーチン大統領は、ベトナムへの液化天然ガスLNG)の輸出と、現地生産のための施設の設置の両方を行うロシアの能力を強調した。

 

2024年6月、ベトナム共産党の機関紙であるニャンザン紙に寄稿したプーチン大統領は、ロシアの大手LNG生産・輸出企業であるノヴァテク社が東南アジアの同国でLNGプロジェクトを実施する計画を発表した。


「我々はベトナム原子力発電や河川電気輸送の開発分野におけるプロジェクトの立ち上げに前向きである」と、TASS通信はロシア首相の発言を引用した。

 

「また、二酸化炭素排出量の少ないロシアの工業製品や液化天然ガスを同国に供給する機会も模索している」と付け加えた。


ロシアの原子力大手ロスアトムとベトナムの国営電力会社EVNも、ミシュチンの1月14日(火曜日)の訪問中に、発電における協力関係を強化する協定とその他の複数の契約に署名した。

 

ロスアトムは2010年代にベトナム中部のニントゥアン省に同国初の原子力発電所を建設する企業として選ばれていた。

 

このプロジェクトは2016年に中断されたが、ハノイは現在、再開を検討している。