ガザで約80人の人質が生存 - イスラエル

2024年6月3日、ガザのアル・マガジ難民キャンプに対するイスラエルの攻撃後、破壊された建物が見える。© Getty Images/Anadolu/Abedrahim Khatib

【RT】2024年6月4日-16:30 ホームワールドニュース

https://www.rt.com/news/598747-israel-hamas-hostages-update/

公式発表によると、10月7日にハマスに拉致されたイスラエル人計43人の死亡が確認された。

イスラエルが発表した最新の公式集計によると、6月4日(火曜日)に43人が死亡したと発表された後、約80人のイスラエル人人質がまだガザで拘束されているとみられている。

 

イスラエル国防軍(IDF)によると、前日の死者リストにさらに4人の人質が追加され、チャイム・ペリ、ヨーラム・メッツガー、アミラム・クーパー、ナダヴ・ポプルウェルは、ガザ南部の都市カーン・ユーニスで「数カ月前」に殺害されたとみられている。

 

イスラエル国防軍(IDF)のダニエル・ハガリ報道官は、同国軍が同市で活動している間に4人の人質が殺害されたと述べた。

 

「我々は彼らの死の状況を徹底的に調査し、あらゆる可能性をチェックしている。調査結果は、まず遺族に、次に一般に公開される。これまで通り、我々は透明性を提示する」と付け加えた。

 

この4人は以前、ハマスが公開した人質ビデオに出演していた。パレスチナの過激派組織によると、少なくとも1人はイスラエルによるガザ空爆で負傷した。

 

しかし、匿名のイスラエル政府関係者が各メディアに語ったところによると、まだ生存していると思われる80人という数字はかなり低く、さらに多くの人質がすでに死亡しているという。

 

最近の敵対行為の開始以来、100人以上の人質が解放された。

軍事行動の結果として救出されたのはほんの一握りで、大半は11月の1週間の停戦中に行われたハマスとの捕虜交換で解放された。

 

10月7日のイスラエル南部への最初の攻撃でハマスが奪ったすべての人質の解放を確保することは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相政権が開始したハマス戦争の主要目標のひとつである。

 

約8カ月に及ぶ紛争の間、実際にガザから人質を連れ出すことができないことが明らかになったため、ネタニヤフ首相の批評家たちから常に批判を浴び、誘拐されたイスラエル人の親族たちは、政府の行動を求める大規模な抗議行動を繰り返し起こしている。