米国、アサンジ氏の殺害を行わないことを約束 - 報道

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【RT】2024年4月17日ー21:20

https://www.rt.com/news/596148-us-assange-death-penalty/

ワシントンは、ウィキリークス創設者に対して死刑を求刑したり課したりしないとの確約に署名したと報じられている。

 

ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジがスパイ容疑で米国に身柄引き渡された場合の裁判について、ワシントンが一連の条件に合意したと複数のメディアが4月16日(火曜日)に報じた。


ニューヨーク・タイムズ紙の特派員メーガン・スペシアがXで公開した署名入りの保証書は、52歳のオーストラリア人が言論の自由を保護する米国憲法修正第1条に依拠できること、国籍を理由に裁判で不利な扱いを受けないこと、有罪判決を受けたとしても死刑にならないことを保証しているようだ。

 

しかし、これらの保証は「拘束力を持つ」ものではあるが、「憲法修正第1条の適用可能性」についての判断は、「専ら米国の裁判所の権限に属する」と指摘されている。


ワシントンの約束は、先月ロンドンの英国高等法院が、もし米国がこれらの保証を提供できなければ、アサンジは軍事機密文書を公開した罪で裁判を受けるために米国への身柄引き渡しを不服として上訴できるだろうとの判決を下したことを受けてのものである。


米国はアサンジ氏の身柄引き渡しの件で保証を提出したが、これは英国の裁判所が上訴できるかどうかの最終判断を下す前に要求されたものである。

 

次のステップは5月20日の審問である。これらの保証がどのようなものなのかについては、こちらの記事に詳しい: https://t.co/8ehvD0iHuspic.twitter.com/420CMZP0Wp
- メーガン・スペシア (@meganspecia) 2024年4月16日

 

アサンジは過去5年間、ロンドンの最高セキュリティーのベルマーシュ刑務所に収容されている。

 

彼は当初、性犯罪の疑いで2010年に英国警察に逮捕されたが、本人は否定していた。2012年、アサンジは保釈を飛び越え、ロンドンのエクアドル大使館への亡命を認められた。

 

エクアドルが亡命を取り消した2019年に再び逮捕され、それ以来ベルマーシュに留まっている。


■■ アサンジ、英国の刑務所で5年を迎える

 

一方アメリカは、2010年にイラクアフガニスタンにおけるアメリカの戦争犯罪の疑惑を詳述した国防総省の軍事機密文書を公開したことをめぐり、17件のスパイ容疑で裁判を受けるため、彼をアメリカ国内に引き渡すよう要求し続けている。

アサンジは、身柄を引き渡され有罪となれば、最高で175年の懲役刑に直面する。

 

彼の弁護団や支持者たちは、彼に対する裁判は政治的なものであり、西側諸国が戦争犯罪の疑惑を暴露したことへの復讐として仕掛けているものだと主張している。

 

彼の弁護団はまた、アサンジ氏の米国への身柄引き渡しを求めることに対し、彼の生命と幸福を危険にさらすことになると主張し、以前はワシントンから与えられたいかなる保証も無意味なものとして退けてきた。