ゼレンスキーは自暴自棄になって反攻の嘘をついている

2024年4月13日【TLBスタッフ】アンドリュー・コリブコ著 Substackより

https://www.thelibertybeacon.com/zelensky-is-lying-about-an-upcoming-counteroffensive-out-of-desperation/
ゼレンスキーは自国民との関係があまりに希薄であるため、この件に関して自国民を欺けると思っているのだろう。

 

ゼレンスキーは今週初め、ドイツのメディアのインタビューに対し、ウクライナはロシアに対する再反攻を計画しており、そのため、その出来事に先立って国内の軍産能力を増強するために、パートナーからの生産ライセンスを必要としていると語った。

 

彼はまた、ウクライナが次の作戦に備えるのを助けるために、ウクライナ支援に関する議会の行き詰まりを打開するよう米国に求めた。しかし、ウクライナには兵力も武器もない。


昨夏の反攻作戦の劇的な失敗以来、ロシアとの差は広がるばかりで、現実的にその差を縮めることはできない。

 

ロシアはすでに、NATOとの「兵站競争」/「消耗戦」に圧倒的に勝っている。このことは、この9ヵ月で西側諸国の多くの人々が思い知ったことであり、それゆえNATOの一部では、紛争を凍結させることに再び関心が集まっている。

 

とはいえ、政策立案者たちはいまだにNATOとロシアの代理戦争を継続させようとしている。

 

特に昨夏の反攻作戦の失敗で、ロシアに戦略的敗北を与えようという期待が誤りであることが露呈した後ではなおさらだ。特にウクライナ人自身がそうである。彼らの多くは、肉弾戦で殺されたり負傷したりした人を知っている。

 

このような世論の動向を放置すれば、紛争を永続させるための政策立案者の計画が大きく複雑になる可能性がある。


そこに、ゼレンスキーが今後の反攻についてついた嘘の意味がある。それは、いくつかの目的を推進することであり、何よりもまず、自国民に政権が自分たちの条件で紛争を終わらせる計画を持っていると誤解させることである。

 

しかし、ウクライナにとってすべてが悪い方向に進んでいることを自分の目で見、信頼できる情報源から聞いた国民が、そんなことに引っかかるとは思えない。

 

それにしても、ゼレンスキーは国民とあまりに疎遠なので、この件でまだ国民を欺けると思っているのだろう。


第二の目的は、彼のパトロンである欧米の政策立案者たちのプレッシャーを和らげるために、国民を欺くことである。

 

彼らは、ゼレンスキーがこれまで納税者の金で受けてきた援助に対して非常に恩知らずだと考えており、これ以上のことが軍事戦略上の違いを生むとは想像できない。

 

この2つの認識管理の目的は、ロシアが前線を越えて軍事的突破口を開く前に、ゼレンスキー側の計画について皆を欺くことによって、できるだけ早くできるだけ多くの援助を受けるというゼレンスキーの切実な必要性に関する3つ目の目的につながる。


ウクライナ情報委員会は2月下旬に、これは早ければ夏までに起こる可能性があると警告しており、彼らはまた、彼の政権に終止符を打つ全国的な抗議運動と重なる可能性があると予測していた。
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ウクライナが、ロシアの攻撃終了後(それまでにウクライナの政権が打倒されなければの話だが)はおろか、それ以前に再反攻に必要な人員と武器を調達できる可能性はない。

 

その可能性を高める唯一の方法は、ウクライナ人が抗議しないように、今後の反攻について偽りの期待を抱かせ、外国人を欺いてさらなる援助を支持させることだ。


言い換えれば、2022年春の和平交渉でロシアがキエフから軍を撤退させるという「親善」ジェスチャーをして以来初めて、ゼレンスキー政権の存続がかかっているのだ。

 

彼は怯えているが、それを表に出すことができないため、自信の虚像を見せるためにあらゆる演技力を駆使している。

 

もし前線が維持されず、さらなる援助が得られないなら、彼は年内に政権を去るかもしれない。