バイデン政権とハワイ州政府のマウイ島大火災への対応が厳しく批判される中、ハンガリー政府がマウイ島250世帯の避難所提供に乗り出したと報じられた。
【Pjmedia】2023年8月28日 キャサリン・サルガド 記
バイデン政権とハワイ州政府のマウイ島火災への対応が厳しく批判されるなか、ハンガリー政府がマウイ島250世帯の避難所提供に乗り出したと報じられた。
山火事の危険性は十分に警告されていたし、山火事に備えるために何百万ドルもの予算も用意されていた。
それにもかかわらず、今月ラハイナで火災が猛威を振るったとき、当初は消火のための放水が行われず、政府の怠慢が地域の可燃性を悪化させ、人々は避難を阻まれ、多くの子供を含む数百人がいまだに行方不明であるため、正確な死者数は不明である。
バイデン政権は、バイデン氏の最終的な失言だらけの要領を得ない訪問の前に、最初の無関心が明らかになったと非難された。
地元当局者も怒りに満ちた批判にさらされている。言うまでもなく、連邦政府の援助担当者は、被災者が十分な援助を受けていないため、ラハイナから45分のところにある4つ星や5つ星のホテルに滞在していた。
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しかし、ハンガリーは支援を強化している。
ハンガリー政府は、マウイ島の山火事で100人以上の命が奪われ、ラハイナコミュニティーの家屋や事業所が全焼した後、ハワイの家族を支援するために乗り出している。
ハンガリーは、10月末までに250世帯にポップアップ・ハウスを提供することを約束し、8月28日（月曜日）までにハンガリー軍によって20世帯の最初の荷物が届けられると、ワシントンD.C.に駐在するサボルチ・タカーチ駐米ハンガリー大使がニュースマックスに声明で発表した。
ハンガリー政府の支援により、ハンガリーの中小企業であるコンティネスト・テクノロジーズ社は、効率的に展開可能なモジュール式の多機能仮設インフラ・ソリューションの設計・製造に特化しており、2023年10月末までに250世帯に避難所を提供するため、ハワイの救援活動に折りたたみ式コンテナを寄贈する、と述べた。
大使はさらに、「シェルターの配備は、ハンガリー軍によって本日空路で開始され、最初の20個のコンテナは月曜日（8月21日）にマウイ島に到着する予定です 」と付け加えた。
反共産主義で右寄りのハンガリー首相ヴィクトール・オルバンとジョー・バイデンは、この件以前からほとんど友好的ではなかった。
事実、ハンガリーはバイデンが今年開催した「民主主義のためのサミット」に招待されなかった唯一のEU加盟国だったと伝えられている。
バイデンは2020年にオルバンを「世界の凶悪犯」のひとりと呼び、オルバンと親交のあったドナルド・トランプをバッシングした。
無制限の移民問題などに対するハンガリー首相の姿勢は、さらに多くの左派指導者を怒らせている。しかし、ハンガリーのマウイ島への災害救援活動には何の影響もないようだ。
ハンガリー政府は寛大で良いことをしている。
しかし、アメリカの高官が自分たちのために税金を使い、豪華なホテルに宿泊しているときに、ヨーロッパの国がアメリカ人のために避難所を提供しなければならないのは悲しいことだ。
