ニッキー・ヘイリー「イスラエルがアメリカを必要としているのではなく、アメリカがイスラエルを必要としているのだ


2023年8月25日【TLBスタッフ】

https://www.thelibertybeacon.com/nikki-haley-its-not-that-israel-needs-america-america-needs-israel/

■サミット・ニュース


8月23日(水曜日)に行われた2024年共和党大統領予備選の討論会で、ニッキー・ヘイリーが最も気勢を上げたのは、イスラエルアメリカを必要としているのではなく、「アメリカがイスラエルを必要としている」と主張し、アメリカの対イスラエル援助を擁護する暴言を吐いたときだった。

 


ビベック・ラマスワミ氏が「イスラエルに資金援助を打ち切りたい」と叫んだ後、ヘイリー氏はこう言った。

 

 

「あなたは援助を打ち切りたいのでしょう! 言っておくが、イスラエルアメリカを必要としているのではなく、アメリカがイスラエルを必要としているのだ!」

 


2021年のアメリカのGDPは23兆2300億ドルであるのに対し、イスラエルのGPDは4885億ドルである。

 

アメリカはイスラエルに毎年何十億ドルもの資金を提供しており、イスラエルは定期的に米国債を購入している。

 

米国財務省の最新の数字によれば、イスラエルは現在460億ドルの米国債保有している。


ネタニヤフ首相はイラク戦争を始めるよう議会に働きかけていたにもかかわらず、2003年のアメリカ主導のイラク侵攻の際には、一度も軍隊を派遣しなかった。

 


ヘーリーはアメリカがイランと戦うためにイスラエルを「必要としている」と主張したが、イスラエル政府高官は何年も前から、アメリカがイスラエルとイランの戦争を戦うことを望んでいると何度も何度も述べてきた。

 


イスラエル情報当局がイランのカセム・ソレイマニ将軍を「差し迫った脅威」と偽って暗殺するようアメリカを説得した後、ネタニヤフ首相は国防長官に、アメリカのイランとの戦争にイスラエルを巻き込まないよう指示した。

 


2021年には、フロリダ州選出のマット・ゲッツ下院議員とその裕福な父親から2500万ドルを脅し取ろうとした計画に、イスラエル政府関係者が関与していることが明らかになった。

 

ポリティコは2019年、イスラエルホワイトハウスと議会を、ワシントンDC中の機密場所に設置された高価なエイ装置でスパイしていたことが発覚したと報じた。

 

このニュースは議会とホワイトハウスによって一蹴され、その1年後、イスラエルにさらに400億ドルの米国援助を送ることが圧倒的多数で承認された。

 


ニッキー・ヘイリーによれば、アメリカは、戦争に次ぐ戦争を引き起こし、果てしない敵を生み出し、中東での関係を破壊してきたこの完全に一方的な関係をどうしても「必要としている」のだという。