イスラエルのELM-2048レーダー。(アメリカミサイル防衛局)
2023年7月27日 編集者 【REMIX NEWSauthor】 MAGYAR HÍRLAP
https://rmx.news/defense/hungary-to-receive-israeli-high-tech-radars/
ドイツ企業がカナダでNATO準拠のレーダー改造を実施
マグヤー ヒラップ紙が報じたところによると、ハンガリー軍は今年、ソビエト製レーダーをイスラエルのELTAシステムズ社製のEL-2084アクティブ電子スキャンアレイ(AESA)レーダーに置き換える予定である。
ハンガリーは、ELM-2084レーダー11台の納入契約に調印した(金額は未公表)。
レーダーユニット、制御モジュール、冷却ユニット、発電機で構成されるELM-2084ユニット1基の価格は、注文の規模にもよるが、1200万ドルから1500万ドルである。
報道によると、ラインメタル・カナダは、この装備をNATOとハンガリー国防軍のニーズに適合させる。
最初のユニットは2023年に到着し、2024年に就役する予定である。
両社が生産と組み立ての期限を守れば、世界最先端のロケータが来年半ばまでにハンガリーの防衛を強化することになる。
このロケーターは、防空と大砲の両方の追跡が可能になる。
これは「鉄のドーム」システムの重要な要素であり、ELM-2084システムは対空兵器の要員とコンピューターに標的を破壊するために必要な情報を提供する。
イスラエルのミサイル防衛システム「アイアンドーム」の構成要素でもあるこのレーダーは、理論上の最大射程距離が470キロ。
より短い距離では、これらのレーダーは0.3%の精度で移動する砲弾の位置を特定することもできる。