ドイツのアンナレナ・バーボック外相
https://freewestmedia.com/2023/02/20/german-fm-doubles-down-on-stupidity/
ロシアの国家元首が「360度」回転したときだけ、ウクライナは安全になる。
ミュンヘン安全保障会議(MSC)で演説したドイツ外相がそう宣言したのだ。
彼女は実際にこの脅しを繰り返した。
拡大し続けるNATOとの対立が激化するのを避けるために、ロシアの指導者が何をすべきかは、今や不明だ。
アンナレナ・バーボック外相は、アメリカ、ウクライナのカウンターパートである、アントニー・ブリンケン、ドミトロ・クレバとともに演壇に立ち、ごちゃごちゃした最後通牒を発したのである。
バイエルン州の首都で、世界の地政学と防衛政策の最重要課題を議論するために集まった「国際政治のクレーマー」と称される人たちに、彼女の発言は確かに暗い影を落としている。
司会者がドイツ外相に「プーチン大統領がロシアの指導者であり続けた場合、ウクライナは安全なのか」と質問した。
バーボック氏の答えは固かった。
「プーチンが360度変わらなければ、ノーだ」。
さらに彼女は、同じ公の場でこの発言を繰り返し、プーチンが360度回転しなければならないことを2度目に主張した。
■■ ツイッターユーザーは不信感をあらわにする
「数学者じゃないけど、360度回ったら、結局は最初にいた場所に戻るんだよ」というコメントもあった。
「ああ、私も考えを改めたよ。これは実によく効く」と指摘する人もいた。
「プーチンは毎朝360度変わるんだよ」と皮肉る人もいた。
欧州政治の現状に首をかしげる人もいた。
「素晴らしい計算能力...西側諸国を動かしている人々」あるツィッターは、ただ「言葉も出ない。ヨーロッパは科学的な教育を受けてない、過激派凡人によって運営されている」。
そして、別のツイッターユーザーは簡潔にこう言った。
「彼女は200%仕事にふさわしくない。」
■■ 初めてではない
ドイツ外相の失態はこれが初めてではない。
ナポレオンの戦車戦や、何十万キロも離れていても保護すべき国、そしてドイツの植民地であるナイジェリアについても、この際触れておく必要があるだろう。
しかし、最近のものは、それほど無害なものではなかった。