【Natural News】2023年2月10日(金) by: ニュース編集部
https://www.naturalnews.com/2023-02-10-washington-fails-to-sweep-ukraines-biolab-revelation.html
国家安全保障会議戦略コミュニケーション調整官ジョン・カービー氏は、ロシアによるウクライナでの特別軍事作戦の前に、米国がウクライナ人と「いくつかのパンデミック予防研究」に取り組んだことを認め、研究施設は "安全に不活性化 "されていると付け加えた。
(記事はSputnikNews.comから再掲載)
今週初め、ロシア国防省(MoD)は、ウクライナにおける米国防総省の生物学的プログラムに関する新たな情報を公開した。この情報は、2022年2月24日に開始されたモスクワの特別軍事作戦の過程で入手されたものである。
ロシアの放射性・化学・生物防衛(RCB)部隊は2月6日(月曜日)、2022年に米国が生物兵器に取り組むウクライナの専門家を、米国、カナダ、欧州連合全域を含む西側諸国に避難させたことを明らかにした。
この移転は、国際的な義務や条約規範に反する可能性のあるウクライナと米国の専門家による活動について、ロシアがより多くの情報を得ることを防ぐために行われたものである。
RCB部隊は昨年春、ウクライナにおける米国の生物兵器プログラムの範囲を暴露し始めた。
ロシア国防総省による最新の調査結果に対し、国家安全保障会議戦略通信調整官ジョン・カービー氏は次のように主張した。
「生物兵器研究所は存在しない。米国がウクライナで行っている、あるいは米国と共に行っている生物兵器作業は存在しない」。
しかし同時に、カービー氏は、米国が「ウクライナ人といくつかのパンデミック予防研究に取り組んでいた」と指摘し、「これらの研究施設はすべて、同国の非武装化と脱ナチス化のためのロシアの特別軍事作戦が始まる前に立ち退き、安全に不活性化されている」と付け加えた。
アナトリー・アントノフ駐米ロシア大使は、カービー氏の発言に明らかな矛盾があることにすぐさま注意を促した。
「もし、このような計画が純粋に平和的なものであるなら、なぜこんなに早く作業が中止されたのか。もし、このような計画が純粋に平和的なものであるならば、なぜこれほどまでに迅速に作業が中止されたのか。なぜ、この問題は軍が担当し、民間の専門家が担当しないのか」と、ロシアの外交官が質問したのだ。
アントノフ氏は、米国のプロジェクトは閉鎖され、研究所は特別軍事作戦が始まる前に厳重に不活性化されたと推測しており、それは米国が研究成果をロシア軍の手に渡したくなかったからだという。
バイオハザード化学キャビネット - スプートニク・インターナショナル、1920年、2023年01月30日
■■ ロシア軍はウクライナにおける米国の生物兵器プログラムに関する2万以上の文書を入手した。国防総省
ウクライナの「生物学的研究施設」についてヌーランドが奇妙な告白をした。
アントノフ氏の推測は当たらずとも遠からずのようだ。3月8日、ロシア外務省は、モスクワが 「ロシア国境近くにあるウクライナの生物学的研究所が生物兵器の部品の開発に取り組んでいたことを証明する文書を入手した」と発表した。
3月10日、ロシア国防省は、ウクライナにおける米国の軍事生物学的活動の疑いに関する文書を公開した。
国防省が提示したファイルから判断すると、米国国防脅威削減局が生物兵器の部品に資金を供給し、開発する上で主導的な役割を担っていたことになる。
国防省によると、ウクライナにある30以上の米国製生物実験室が発見された。
米国はこの告発を "笑止千万 "と一蹴した。
しかし、3月8日、ビクトリア・ヌーランド国務次官(政治担当)は、上院外交委員会のウクライナに関する公聴会で証言し、「ウクライナに生物学的研究施設がある」ことを認めた。
彼女は慌ててこう付け加えた。
「我々は現在、実際にロシア軍、ロシア勢力が(これらの研究所を)支配下に置こうとしているのではないかとかなり懸念している。だから、ロシア軍が近づいてきた場合に、これらの研究材料がロシア軍の手に渡るのを防ぐ方法についてウクライナ側と協力しているところだ」。
ワシントンがウクライナの生物兵器計画を否定する背景には何があるのか?
アメリカの著名なジャーナリストの中には、「研究材料」の一部がロシアの手に渡る可能性があるというアメリカ政府の重大な懸念から、十分に危険と思われるウクライナの生物兵器プログラムについて、不都合な疑問を投げかける者がいた。