メタ、選挙資金違反で2400万円超の罰金を科される

2022年10月27日 【TLBスタッフ】

https://www.thelibertybeacon.com/meta-fined-over-24-million-for-campaign-finance-violations/

By: マデリーン・フバード

メタは、822件の違反行為に対してそれぞれ3万ドルの罰金を課された。

 

ワシントン州の判事は、フェイスブックの親会社であるメタ社に対し、選挙資金公開法に違反したとして、800件以上の違反行為に対して許される最大の罰金である2470万ドルを科した。


AP通信によると、キング郡高等裁判所のダグラス・ノース判事は、メタ社が1972年に制定されたワシントン州の公正選挙運動慣行法に違反したとして、10月26日(水曜日)に罰金を科したとのことである。

 

同法は、テレビ局や新聞社、メタ社などのプラットフォームに対し、政治広告を購入した人の名前や住所、広告の対象者、広告の資金調達方法、各広告の閲覧数などを公表することを義務づけている。

 

メタ社は、この法律は政治的発言に過度の負担をかけるものであり、"完全に遵守することは事実上不可能 "であるため、違憲であると主張した。

 

ワシントン州のボブ・ファーガソン司法長官(民主党)は、フェイスブックが同州の選挙透明性法を「意図的に無視した」と指摘した。

 

法律違反はそれぞれ最高1万ドルの罰金で処罰されるが、裁判官が故意と認めれば罰金は3倍になる可能性がある。

 

メタ社は822件の違反行為に対してそれぞれ3万ドルの罰金を科せられたが、ファーガソン氏によると、これは米国でこれまでに科せられた選挙資金関連の罰金としては最大とのことだ。