イタリアで右派連合が勝利

  

 

【フリーウエストメディア】2022年9月26日

https://freewestmedia.com/2022/09/26/right-wing-alliance-triumphs-in-italy/

 

当初の予想では、イタリアの議会選挙でフラテッリ・デ・イタリア、フォルツァ・イタリア、レガを中心とする連合が明確な勝者となった。

 

国営放送RAIの計算によると、200議席のうち114から126議席をマッテオ・サルヴィーニのレガ、シルヴィオ・ベルルスコーニフォルツァ・イタリア、ジョルジア・メローニ率いるFdIの同盟が占めている。


45歳のメローニ氏が、イタリアの次期首相になる可能性が出てきた。

 

それに伴い、フラテッリ・デ・イタリアが26,2%(月曜日午前8時30分現在)を占め、最強の勢力となった。2018年、かつてファシストベニート・ムッソリーニが持っていたのと同じような炎を紋章に持つ同党は、まだ4,4%であった。

 

メローニの22ポイント近い獲得は、8,9%に下がったレガやフォルツァ・イタリア(8,3%)の損失を補って余りあるものである。

 

また、イタリアの選挙制度は同盟に有利であり、右翼同盟は投票率が43,4%に過ぎないにもかかわらず、議会の議席の絶対多数を獲得した。

 

今回の選挙で明らかに敗者となったのは左派の「5つ星運動」で、得票率は半減以上の15%にとどまった。社会民主党は19パーセントでジョルジア・メローニ党に次いで2位となった。彼らはすでに敗北を認め、野党に参加する意向を示している。


 イタリアではムッソリーニ以来の右派政権が誕生した」と話題になっている。

 

日の午後11時に投票所が閉まる前から、EU議会のカタリナ・バーリー副議長(SPD)は、メローニが欧州の統一にとって危険な存在であると警告していた。

 

欧州委員会ウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長(CDU)は以前、EU第3位の経済大国に対する卑怯な手段を脅したことがあった。

 

「イタリアでの投票結果を見ることになる。事態が難しい方向に進めば、ポーランドハンガリーの場合のような手段もある」と述べた。

 

これに対し、AfDの連邦議会議員、ベアトリクス・フォン・シュトルヒ氏はこうツイートした。

北のスウェーデン、南のイタリア、左翼政権は昨日までのようだ。

 

しかし、イタリアの投票率第二次世界大戦以来最低の水準に落ち込んでいるようだ。投票したのは3分の2以下と言われている。