ウェブサイト「Our World in Data(OWID)」が集めた報告から、オーストラリアは人口の90%近くがワクチンを完全に接種しているにもかかわらず、COVID-19による死亡が大きな波紋を広げていることが明らかになった。
【Natural News】2022年6月20日 BY:ベル・カーター
https://www.naturalnews.com/2022-06-20-covid-vaccines-higher-rates-of-infections-deaths.html#
ニュースサイト「The Expose」は、COVID-19の大流行などの世界的な問題に焦点を当てた科学的オンライン出版物「OWID」のデータを分析し、オーストラリアが、COVID-19注射が実際に被接種者をより感染しやすくしている明白な証拠を世界に提供していると結論づけた。
同サイトの研究者は、2020年3月のパンデミック開始以降、現在に至るまでのオーストラリア全土における1日あたりの感染者報告数を示したグラフを発見した。
2021年8月以前は、記録された患者数が2桁になるのに苦労しており、3桁になったのは2020年8月にさかのぼる。
8月以降は、記録される患者数が4桁を記録するようになっている。
「しかし、その後2021年12月末にかけて、1月13日の1日で128,85件というピークまで上昇し、制御不能に陥ったのである。問題はその波が収まらず、オーストラリアは6月現在もその波に乗っていることだ」と述べている。
一方、ワクチン接種済みとされる人数を示したグラフでは、オーストラリアが1日で最多の患者数を記録した同日、すでに81%の人が少なくとも1回の接種を受け、78%の人が完全接種とされていることが示された。
また、同サイトは、一般の人が言うことが間違いであることを暴露している。
「少なくとも、ワクチンは私を死から守ってくれる」と。
こうして今年、オーストラリアは2年以上にわたって最多の死者数を記録し、現在もなお、その数は増え続けている。
グラフによると、2020年3月~4月の波では、7日間の平均死者数は1~4人に相当する。
2020年9月では、平均は9から20の間である。国土の60%が完全接種とされた2021年10月にも、平均は9~20人の死者数となっている。
「2月1日までに、7日間の平均死者数は87人で、6月14日現在、41人の死者に相当する」と報告書は示した。
しかし、2月、ビル・ゲイツは毎年開催されるミュンヘン安全保障会議で次のように述べた。
「もしすべての国がオーストラリアと同じことをすれば、世界は次のパンデミックを防ぐことができる」。
これに対して、ツイッターのアカウント@Mel_bekindはこう反応した。
「ゲイツは現実とかけ離れてる。オーストラリアは中小企業を破壊し、子どもの教育や幼少期を破壊し、義務化によって医療や教育などで膨大な雇用を失い、予防接種を受けていない人を悪者にし、ボランティア活動(ここでは社会の構造)を破壊しました」。
オーストラリアでは、予防接種の証明を求める企業に対して「攻撃的」な振る舞いをすると、最高で1年の禁固刑か5万ドルの罰金を課せられると報じられている。
従わない企業は最大25万ドルの罰金に直面する。
NSW州は、真実を隠すために統計週報の掲載を中止した
アレックス・ベレンソンは自身のブログサイトで、オーストラリア人は熱心に予防接種を受け入れ、アメリカ人よりもかなり高い確率で予防接種を受けていると投稿している。
「オーストラリア最大の州であるニューサウスウェールズ州では、16歳以上の95%が予防接種を受けている。そのうちの64パーセントがブーストを受けた」と述べた。
ニューサウスウェールズ州政府は、以前は毎週COVID-19の統計レポートを作成していたが、突然公表を中止することにした。
エクスポーズが見つけたグラフは、その理由を示していることになる。
2021年11月26日から今年2月5日までの数字を見ると、NSW州の完全ワクチン接種者がCOVID-19の死亡者5人に4人を占めている。
月全体では、州政府は195人がCOVID-19で死亡したと主張している。
そのうち31人はワクチンを受けていない。
しかし、ニューサウスウェールズ州では、実際にワクチン注射してから21日以内は未接種とみなされるため、それさえも真実とは言えないかもしれない。
「COVIDによる死亡者数は、2回接種者が92名と最も多く、3回接種者も67名とそれほど差はない。4種混合ワクチン接種者でも1名の死亡が記録されています」と研究者は指摘している。
研究チームは、3月のNSW COVID-19による全死亡者の84.2パーセントがワクチン接種者であると結論付けた。