NYTが公開したグアンタナモの未公開写真
ニューヨーク・タイムズ紙のスクリーンショット
【RT】2022年6月13日
https://www.rt.com/news/557064-us-gitmo-new-photos/
ニューヨーク・タイムズ紙は、キューバのグアンタナモ湾にある米国が運営する悪名高い収容所から、未公開の写真を公開した。
米国は、9.11テロ攻撃の直後から、中東やその他の地域からこの沖合刑務所に超法規的に収容・送還を始めた。
この写真は、情報公開法に基づいて国立公文書館から入手したもので、2002年1月にアフガニスタンから到着した最初の収容者の一団が写っている。
彼らは感覚を奪われた状態で軍用機で輸送された。オレンジ色のローブに加えて、看守は彼らに耳当てと、レンズにダクトテープを貼った黒塗りのゴーグルをつけさせた。
タイムズ紙によると、乗組員が目隠しをした囚人の手に小さな米国旗を握らせたという。
囚人たちは移動中、手錠と足かせをかけられていた。地上では、戦闘服に身を包んだ海兵隊員が出迎えた。
グアンタナモには約780人の囚人が収容されているが、その多くは起訴も裁判もされず、中には身分の取り違えによるものもある。
現在、同施設には37人の受刑者が収容されている。
米上院の調査では、CIAが「強化された尋問技術」と呼ぶものの一部として、収容者が水責めやその他の残忍な扱いを受けていたことが確認された。