トルコ、国連での名称を「テュルキエ」に正式変更

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【Insider Paper】AFP2022年6月3日

https://insiderpaper.com/turkey-officially-changes-name-at-un-to-turkiye/

 

*(誤)トルキエ (正)テュルキエ でした。お詫びいたします。


トルコは国連に対し、大統領の意向により、今後はすべての言語で「テュルキエ」と呼ばれることを希望していると、国連は6月3日発表した。

 

国連総長のステファン・デュジャリック報道官はAFPに対し、電子メールで「変更は即時だ」と述べた。

 

 

デュジャリック氏は、アンカラが変更を求める公式文書を6月1日(水曜日)に国連のニューヨーク本部で受け取ったと指摘した。

 

トルコのメヴルト・カヴァソグル外相は前日、アントニオ・グテーレス国連事務総長宛ての書簡に署名した写真をツイートしていた。

 

今日、国連事務総長に送った書簡で、国連の外国語表記の国名を『トルコ』と登録する」と書き、「u」の上にウムラウトを付けている。

 

 

また、この変更により、20年近く国を率いてきたトルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領が始めた「わが国のブランド価値を高める」プロセスに終止符を打つことになると付け加えました。

 

過去数年間、同国は自国製品のブランド表示を "made in Turkey" から "made in Turkiye(テュルキエ)" に変更しようとしてきました。

 

 

国連の呼称をトルコ語での国の綴りと一致させることに加え、この更新は、英語での同名の鳥と国を区別するのに役立つだろう。

 

ジョージタウン大学教授のムスタファ・アクサカ氏は、ニューヨークタイムズ紙で「名称変更は馬鹿げていると思うかもしれないが、エルドアンを保護者の役割に、国に対する国際的な敬意を守る役割に就かせることになる」と述べている。

 

 

同紙はまた、この動きは来年の大統領選挙と、オスマン帝国解体後の建国100周年を前にしたものだとも述べている。