運転免許証の受け取りにトライ

新年1月に免許更新をしたが、こっちの世界では、運転免許証のベースのプラスチックの板が全国的に不足しているうえ、車やバイクに乗る人が数倍増となっているので、何事もとんでもなく処理が長引いている状況だ。

免許証を受け取るまでは、免許更新料支払い済みの領収書が公的な免許証の代わりとなる。今、私はその状態なので陸運局(LTO)へ出向いてみたが、本局ではダメで、私が更新したモール内の免許更新センターでしか受け取れないということでで、その足でモールへ向かった。

すると、その日には発行してくれず、来週水曜午前に来てくれということで、そこでやっと免許書カードが貰えることになる。1月の段階では、免許証を貰えるのは半年先(今年6月頃)になると言われていたけれど、最近になって前倒しでカード発行をやり出したようだ。

まぁとにかく、メインオフィスのほうもモール内のブランチのほうも人でごった返している。それなのに職員3人で、新年より1人減っていた。現在は、おばちゃん職員の3人体制。この人たちは私がこっちへ来た頃からずっと勤務している。

フィリピンの陸運局の仕事は全国的に数倍増になっているはずなのに、職員は減るばかりという、なんでこんなことになるのか呆れるばかり。私なんかはバイクで20分くらいでLTOへ行けるからまだましだが、遠方の人ならはるばる3−4時間かけて来るんだから気の毒極まりない。ただ、新聞では昨年後半に離れた町に2箇所支所を増設しているハズ。たしかハグナとタリボンだったかな。

で、すでに免許証を貰えた人々のを見ると、写真がとんでもない写りで、背景も人も真っ白で、鉛筆書きしたような線でよく分からずユーレイのようになっている。なんでそんな画像になるのか?! 次の5年間はユーレイのような免許証を持っていないといけないわけか。

陸運局(LTO)のことでは私の新バイクの場合だって、購入時から車両登録申請中だけれど、仮ナンバーが貰えるのが3か月先(それ以上かもしれない)の予定で、それまではナンバー無しで走らざるを得ない状態となっている。フィリピンの法律的には無ナンバー状態では1週間しか走れないということになっていて、それ以上走っていて取り締まられたら罰金となる。運転者のせいでもなんでもないのになんで罰金なんだという不条理な世界。

■ガオ

■ニャー子