こっちの植物は、切った茎や枝から、どんどん芽が出て来るのが多い。
少し前に近所で根こそぎ倒れた大木の幹から、どんどん新芽が出ている。根が抜けても死なないのだった。うちのおサブとヨシ子がこの木に乗っかって、よく新芽をむしゃむしゃ食べている。
うちで植えて大きく育った薬草も、少し前にチャオに根こそぎ引っこ抜かれて、完全に枯れてしまった。
そのままにしていると、枯れた枝から全体にどんどん新芽が出てきた。生き返ったということだろうか。
こっちの植物は一部が残っていたらそこから再生していくものが多い。ほとんどそんなような生え方をしていると思う。日本であまり草木・野菜を育てていなかったからよく知らないが、こんなものなんだろうか。一旦根から抜けて枯れた草木はそのまま死んでしまっていたような気がするが……。
