ランブータンが安かった

ランブータンがスーパーマーケットでキロ60ペソの安売りをしていたので思わずビニール袋に軽く1杯買った。たった26ペソだった。

おいしかったのであっという間に2人で1袋分、全部食べてしまった。普段高い果物はほとんど買わないし、たいてい家ではバナナとマンゴー、パパイヤ(たまにパイン)しか食べないので、違うものが食べれてうれしい。

さて今日は、朝一番に見たニュースが“東京五輪決定”というもので、昨夜遅くまでその直前の状態のニュースを見ていたが、東京優勢ということで信じがたい思いだった。
で、朝に決定ニュース。あぁ、もう日本はとことんダメだなと確信した。

特に、もし今も日本にいたとしたらズバリ、オリンピック担当業務に就いていたはずのうちの旦那は、今回の決定を私同様嘆きながら、“日本を出て海外へ出て来て良かったと今本当に確信したよ、辞めてよかった。みんなに勿体ないと言われ続けたけど、こっちへ来て良かった。東京五輪なんてとんでもない”と喜んでいた、というか吹っ切れた様子だった。

自分の良心に反する仕事、ダブルスタンダードに耐えないといけない仕事をしてたら病気になると思う。人間として一番大事なものが失われるだろう。

我々は、最近こっち(フィリピン)の手続き関係や役所での不条理(こっちではそれを“常識”というが)、外国人の不利さ等に辟易していたが、今日の五輪開催ニュースを受けて、“考えたらフィリピンのマイナス面やストレスなんて、東京に居ることを思えば全然大したことないねー、レベルが違うよねー”という結論になった。

なんでかというと、今のこっちでの苦労(各種手続き・役所仕事)は乗り越えればこれからにつながるものだし、そもそも自分たちの存在や心身を脅かす本質的な問題ではない。多少の時間と小金が奪い取られるだけのささいなことだからだ。