ベンヤミン・ネタニヤフ首相は演説中に身振り手振りを交えて話した。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、9月15日、エルサレムでマルコ・ルビオ米国務長官との共同記者会見で発言した。(Nathan Howard/POOL/ AFP via Getty Images)
【デイリーシグナル】2025年9月15日 バージニア・アレン著
Netanyahu Responds to Charlie Kirk Assassination
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、保守派の政治活動家チャーリー・カーク暗殺事件について議論する中で、「代わりの人はいない」と述べた。
「チャーリーは31歳でした」とネタニヤフ首相は月曜日に述べ、自身の弟がイスラエル軍に従軍中に戦死した時はまだ30歳だったと付け加えた。
「ご存知の通り、こういう人は100年に一度現れるものですが、彼らの遺産は生き続けなければなりません」
カーク氏は水曜日、オレムのユタバレー大学で行われたイベントで講演中に銃撃され、死亡した。
病院で死亡が確認された。カーク氏暗殺の第一容疑者は、ユタ州在住の22歳のタイラー・ロビンソン氏だ。
ユタ州知事スペンサー・コックス氏は日曜日、ロビンソン氏がトランスジェンダーを自認するパートナーと暮らしていたと述べた。
カーク氏は、ジェンダー・イデオロギーが子どもたちに及ぼす害悪について声高に訴え、トランスジェンダー問題も数多く取り上げていたが、その一つに過ぎない。
ターニング・ポイントUSAの創設者であるカーク氏は、伝統的なアメリカの価値観と憲法上の自由を強く主張していた。
カーク氏は「言論の自由を信じ、偉大なアメリカの愛国者であり、アメリカが世界に与えた自由と権利、そして我々の文明の共通の基盤を信じていた」とネタニヤフ首相は述べた。
ネタニヤフ首相は、カーク氏は「イスラエルの偉大な友人」であり、カーク氏とは「イスラエルと西洋文明をいかに守るか」を話し合ったと付け加えた。
カーク氏の死は、アメリカだけでなく世界中で祈りを捧げる集会や集会を引き起こした。
保守派指導者の暗殺を受けて、言論の自由を支持する人々が活気づいてきたためだ。
ネタニヤフ首相は、月曜日にエルサレムでマルコ・ルビオ米国務長官と会談した後の記者会見で、カーク氏についてこの発言をした。
ネタニヤフ首相とルビオ氏の会談は、イスラエルがカタールのドーハでハマス幹部を標的とした攻撃を実施してからほぼ1週間後に行われた。
ドナルド・トランプ大統領は爆破事件後、慎重に発言を選び、ハマスを非難しつつも、米国の同盟国であるカタール国内での爆破は「イスラエルや米国の目標達成に寄与しない」と指摘した。
トランプ政権内でイスラエルの行動に対する不満が高まっているとの報道は、ルビオ氏とネタニヤフ首相のエルサレムでの会談の重大性をさらに高めた。
ルビオ氏とネタニヤフ首相は月曜日の会談で概ね意見が一致したように見え、ハマスの排除と、ガザ地区に残る約50人の人質(うち20人は生存しているとみられる)の帰還の必要性について議論した。
ルビオ氏はさらに、イランの核兵器の脅威を強調し、イランの核兵器はイスラエルだけでなくヨーロッパにも脅威となると主張した。
「実際、イランが現在開発を試みているミサイルの中には、すでにヨーロッパ諸国を射程圏内に収められるものもある」とルビオ氏は述べた。
イスラエルがイランの核施設への戦略攻撃を開始した後、米国はトランプ大統領の命令に基づき、6月にイランの主要な核施設3カ所への攻撃を実施した。
ルビオ氏は、「過激なシーア派聖職者によって統治され、核兵器だけでなく、それらを遠くまで運搬できるミサイルも保有する可能性のある」核保有国のイランは、容認できないリスクだと述べ、
「だからこそ、大統領はイランが方針を変えるまで、最大限の圧力、つまり最大限の経済的圧力をかけ続ける」と付け加えた。