【WNDニュースセンター】2024年9月10日 ボブ:アンルー著
ペンシルベニア州バトラーで開かれた政治集会で、今は亡きトーマス・マシュー・クルックスによるトランプ大統領への暗殺未遂事件がなぜ起きたのか、多くの人々が疑問を呈している。
議会はこの事件の検証を続けており、コメンテーターたちは、国民はまだすべての事実を知らないと主張している。
未解決の問題のひとつは、7月13日、クルックスがライフル銃を持ってトランプ大統領の視界に入るビルの屋上に上がることができたのか、ということだ。
彼は集会参加者に見つかっていたにもかかわらず、止められなかった。シークレット・サービスはあの日、あからさまに失敗した。
大惨事になりかけたことで、シークレットサービスのチーフはすでに職を失っている。
しかし今、メラニア・トランプは、夫の2024年選挙運動への参加は今のところ限られており、回答を求めている。
デイリー・メール紙の報道によれば、メラニアはあの日の出来事における法執行機関の役割について疑問を投げかけるビデオを公開したという。
彼女は夫への攻撃を 「恐ろしく、苦痛に満ちた経験 」と呼んでいる。
「今、その周りの沈黙は重いです」と彼女は言った。
「なぜ法執行機関は演説の前に犯人を逮捕しなかったのか、不思議でなりません」。
2019年6月3日月曜日、ロンドンのバッキンガム宮殿のピクチャー・ギャラリーでのメラニア・トランプ。
「この話には間違いなく続きがある。そして私たちは真実を明らかにする必要があります」
メール紙は、彼女がこの出来事をめぐる 「陰謀 」をほのめかしていると報じた。
ビデオは、10月に発売される彼女の回顧録『メラニア』を宣伝するショットで終わっている。
議会の共和党はすでに、7月のあの日に展開した状況を調査するタスクフォースを結成しており、シークレットサービスの「調査」は現在も続いている。
驚くべきことに、犯人は屋外集会の近くにあった屋根の上から、約150ヤード離れたところからトランプを撃ったのだ。
シークレットサービスがなぜその地域を警備しなかったのか、なぜ警官が銃撃に対応するのに時間がかかったのかは不明だ。
トランプは銃弾にかすり、耳から出血した。
トランプが立ち上がり、拳を振り上げ、「ファイト、ファイト、ファイト 」と群衆を煽り、象徴的な写真画像となったのは、銃撃の数秒後のことだった。