【America First Report】BY:マック・サレヴォ 2023年6月28日
https://americafirstreport.com/u-s-pushes-the-world-to-ditch-the-dollar/
各国がドルを捨て続ける中、世界を他の通貨に向かわせたのは米国の責任である。
国際通貨基金(IMF)のロシア代表アレクセイ・モジンは6月26日(月曜日)、RIAノーボスチに対し、アメリカはドルが好ましくない状況を作り出していると語った。
米ドルはかなり前から下降線をたどっている。
■■ 米国の失墜 脱ドルへの動きが活発化
モジンによれば、国境を越えた取引において、代替通貨、特に中国元の使用を後押しする国家が増えているという。
「イラン人、ブラジル人、サウジアラビア人はすでに、中国との取引だけでなく、第三国との取引も人民元建てに切り替えている。
今のところ、世界の国際的な決済や預金のほとんどはドルが占めている。
しかし、アメリカの政府関係者は、すでにグリーンバックの運命に警鐘を鳴らしている。
「しかし、そのプロセスは始まっている」
■■ イールドカーブの反転は米国が景気後退に陥ることを示唆
ドルが破綻し続ける中、支配者たちは大衆にCBDC(中央銀行デジタル通貨)を手にし、何十年にもわたって人類の周りに構築されてきたデジタル全体主義奴隷国家に服従するよう説得するため、懸命に働きかけ続けるだろう。
■■ 終盤戦: 中央銀行デジタル通貨
アメリカはドルを「国益のため、一国の経済的・金融的義務のため」に使っている。
したがって、ドルが他の場所で広く使われているのは「間違っている」とモジンは結論づけた。
RTの報道によると、ロシアの国際決済におけるドルとユーロのシェアは、2022年初頭の90%から昨年末には50%以下に減少した。